日本経済新聞によると、東京都は、7月に急速に感染者が増加している新型コロナウイルスの感染防止策として、都内の飲食店とカラオケ店に、4月5月同様に、営業時間の短縮を要請する方向で調整しているという。
都内全域が対象で、営業時間は午後10時まで。
対象期間を8月3~31日として、要請に応じた店舗には20万円の協力金を出す方向で検討しているそうだ。
ほとんどの店がその額では損失を埋めることは出来ないだろう。
この措置は、映画館や劇場に波及するのだろうか。
「夜の街」短縮は、たぶん全国の他府県も追随するだろう。
昨日、全国で、初めて一日に千人以上の感染者が出たばかり。
こんな状態で、都内は外しているとはいえ、「Go To トラベル」キャンペーンは継続していることが、異常である。
そちらも早晩ブレーキがかかる。
共同通信によれば、政府が、介護施設などに30日から配布するとしていた「アベノマスク」約8千万枚の配布時期延期を検討していることが29日、厚生労働省への取材で分かったという。失策と認めたのだろう。
コロナ感染拡大に関連した解雇や雇い止めの人数が4万人を超えた。(もっと多いんじゃないの、と思うが)
大企業の損失も半端な額ではない。
そして、これだけの金のばらまきをしていて、近い将来に大型のインフレが来ないと、なぜ断言できるのか。
それでも安倍政権が安泰なのだとしたら、この国民はこの総理大臣と心中してもいいと思っているということだ。
⋯⋯と、言ってるそばから、本日7月30日の東京都コロナ感染者数は、過去最多の367人だと。