「日本学術会議」候補者の、首相による「任命」拒否問題は、不当である。
基本的には学究の皆さんを守るべきだとは思うが、困った学者も、いる。
伊達市の市民の被ばくデータを、研究者が、市民の同意なく使い、しかも被ばく線量を過小評価し、除染の効果を低く見積もることに使われたりしているという。
凡ミスではなく、何かの意図があり、それが周囲の情勢に動かされている可能性があるとしたら、「日本学術会議」の「任命拒否問題」と同じにおいがする、ということだ。
東京新聞の片山夏子記者が、記事を送ってきてくださいました。
片山さんは、福島第1原発事故後に働く作業員を追う東京新聞の連載「ふくしま作業員日誌」を担当、福島に生きる人々を見守ってきた方です。
ブログに新聞記事をそのままシェアすることはしない主義だったが、大切なことだと思うので、貼り付けます。
(片山さんから送ってくださるので、権利問題は大丈夫と思います)
「ふくしま作業員日誌」は、これまでのものが朝日新聞出版から単行本としてまとめて出版され、本田靖春ノンフィクション賞・「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」大賞を、ダブル受賞したばかりです。