「渋谷駅の工事」の継続について言及すると、やはり、多くの人から反響があった。
なにしろ、いつ終わるのか、わからない、工事である。永遠に工事中、なのだ。
井の頭線、銀座線、JR、各地下鉄線、接続の悪さは、説明するまでもない。
車椅子利用者や荷物をカートで運ぶ者にとっては、エレベーターもエスカレーターも容易には見当たらず、どこをどう行けばJRに辿り着けるのかわからず、遠回りさせられる。面倒きわまりない。
帰京して、この張り紙を観て、愕然とする。
エレペーターはありますよ、何度も上がったり下がったりして、とにかくエレベーターでは行けますよ。というだけである。
人間に優しくない。
悲惨である。
なんでエレベーターを各ホームに設置し、一番わかりやすい最短距離を確保してあげないのだ。
「社会包摂」という言葉は、こういうことに声を上げ続けることではないのか、と、思う。
『悪魔をやっつけろ』たつの公演会場 Bistro Petit Tonton は、素敵なお店です。
気配り、というか、丁寧さというか、行き届いています。
兵庫県たつの市に2021年4月オープンしたビストロです。 肉料理が得意なシェフ、お酒が大好きなソムリエールの夫婦のお店。 龍野城下町のゆったりとした雰囲気のなか、お料理、おもてなしで、 ほっとできる時間をお届けしています。
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https://petit-tonton-tatsuno.therestaurant.jp
『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』に登場する、龍野の梅玉旅館。
写真は、昔の表玄関で、今は使われていない。今の宿泊者用の玄関は、コンクリ造りで、もっと奥の別棟にあります。
上演会場に近いので、泊まりました。
コロナ禍下で、大浴場は使えず、いろいろとサービスに気を遣われているようです。展示を見ていたら、山田洋次監督の北海道新聞のインタビュー記事を、わざわざコピーしてくださいました。じゃらんなどで見ていただければわかりますが、こういう旅館にしては、リーズナブルです。
基本は素泊まりの今回の旅ですが、こちらでは朝食を付けていただきました。
山田洋次監督は、『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』の見所について、太地喜和子、と、即答していました。余裕が出来たら、見返そうと思います。ただ、寅さん映画は、無駄に大きいくらいのスクリーンのシネスコサイズで観るのが七十年代の通例だったので、小さいモニターでは観たくないなあ。
播磨の小京都として、奥ゆかしい佇まいの町のようだが、たつのは、多くの日本一を誇っている。
そうめんだけではない、醤油も、皮革も、日本一なのだという。
たつのは、そうめんの町でもある。
揖保乃糸は、ここで作られているのだ。
写真は、温かいつゆでいただく、にゅうめん。
真ん中は、梅干し。
あなごも、おそろしくうまい。タレの味でなく、あなご自体のおいしさが、半端ないのだ。瀬戸内地方はたいてい、ウナギより、あなごである。
