きのう、宮古島市議会選挙の結果。
自衛隊配備反対勢力の議席が増えました。もう一息で逆転です。
そして、琉球新報によれば、31日投開票の衆院選で、沖縄4区に立候補する自民前職で沖縄担当相の西銘恒三郎氏(67)、立民新人で元那覇市議会議長の金城徹氏(68)の2氏が紙上討論会で何やら言っている。宮古島含む先島への陸上自衛隊配備計画を巡り、西銘氏が必要性を強調したのに対して、金城氏は住民合意のない配備は容認できないとし、立場に違いがみられた、そうな。
しかし所詮は立憲、金城氏は住宅地の近くに弾薬庫が設置されるなど、離島の住民に不安が広がっていることを指摘し「政府はしっかり説明責任を果たすべきだ」と訴えるのみで、正式に反対表明はしない。これがオール沖縄の腰砕けのやり方。玉城デニーも山本太郎も「住民への説明責任」以上の言葉がなく、正式に自衛隊配備に反対してくれていない。太郎のれいわだけは、先の「みんなの未来を選ぶためのチェックリスト 衆議院選挙2021」で、正式に自衛隊配備反対を表明はしてくれた。だけど聞かれたことに「○」をつけるだけでなく、きちんと自分の言葉で言ってくれないとな。同じ問いへの立憲民主党の回答は、「南西地域の島しょ防衛の強化は必要です。自衛隊の配備については不断の見直しを行います」というひどいものだった。なので以前から言っているように私は立憲は認めません。
石嶺香織さんが補選で通る前の、男性議員しかいない宮古島市議会を何度も傍聴してうんざりさせられた身としては、きょうの宮古島市議会選挙の結果は、実に嬉しい。だが同時にこれはスタートに過ぎないのであって、これから先に何をどう積み上げていくか。具体的に攻めていかなくてはいけないはずだ。
これはもう四年半前の、宮古島の市長選・市議補選の応援に行ったときの、写真。あの後、自衛隊基地は建造されてしまっているが、いま現在は遠くから見守ることしかできないものの、平和を求める人間の可能性と意志を、私は信じたい。必ず覆せる。