参院選応援演説中に銃撃され死んだ安倍晋三元首相について、政府が今秋に「国葬」を行う方針を固めたと、マスコミが報じている。
現在のこの国の方向性からして、そういう声があがることは、安倍氏の死の直後から予想していたが、もちろん私はそれを許さない立場である。
参院選応援演説中に銃撃され死んだ安倍晋三元首相について、政府が今秋に「国葬」を行う方針を固めたと、マスコミが報じている。
現在のこの国の方向性からして、そういう声があがることは、安倍氏の死の直後から予想していたが、もちろん私はそれを許さない立場である。
初演から32年の『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』 本日プレビュー初日です。
出演者17名のうち7名が初演時には生まれていないという衝撃の事実。それだけ若者たちが活躍する劇でもあるのです。四月からオープン・ワークショップを重ね、そこから継続して稽古場で踏ん張り、堪え忍んできた初出演の人たちの意欲と情熱が、ここに結実しようとしているのです。
写真は、中央・大西孝洋、左端・鬼頭典子、その他は、左から、三好樹里香、遠藤いち花、坂下可甫子、二十代前半のこの三人がこの舞台でデビューを飾ることは、今回の座組の指針をあらわしています。(撮影・姫田蘭)
初演時は私も二十七歳。みんな若かったのです。七十年代、八十年代のアングラ・小劇場の牽引者たる諸先輩たちも、二十代から頭角を現し、活躍していました。
演劇とはどこか、若者のものであり、青春の場とも言われるものなのです。世阿弥の言う「時分の花」。……しかし、そこで人生は終わるわけではありません。今回のチームは、小劇場の演劇とはいえ、出演者の最高齢者と最年少者の年齢差が五十を超えています。この幅広さ、残酷に、華麗に、年齢と向き合う場であることは、演劇の特質の一つです。私自身、昨今、老いて佐渡に流された世阿弥のような気分になるときもあれば、若き日が昨日のこととしか思えない無理やりな青春延長者であると自覚することも、あります。
ともあれ、とんでもないことになっています。初演から32年の、『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』。
本日プレビュー初日です。
『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』上演情報。
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