32年越しの「ケンジ」。 猪熊恒和出演 『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』。

32年前と同じ役を稽古中の『ブレスレス　ゴミ袋を呼吸する夜の物語』の猪熊恒和。稽古場写真公開。（撮影・姫田蘭）

「ケンジ」の役は、見方によってはいわゆる「若者」という設定ではあっただろうけれど、いろんなことを超越している、ともいえる。この配役は、意義があると思う。

私たち自身がいろいろなことを見つめなおしている、という気もする。

前の時はこうだったよなあ、という話にもなるが、昔のままであるはずがない。

 

初日は今月十五日。

 

 

『ブレスレス　ゴミ袋を呼吸する夜の物語』上演情報

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http://rinkogun.com/Breathless_2022.html

 

森尾舞、燐光群初出演。『ブレスレス ゴミ袋を呼吸する夜の物語』。

森尾舞が燐光群に初出演する、『ブレスレス　ゴミ袋を呼吸する夜の物語』。稽古場写真初公開。（撮影・姫田蘭）

 

森尾さんとは彼女が俳優座に在籍していた頃からいろいろとおつきあいがあるのだが、私が俳優座に書き下ろした『スペース・ターミナル・ケア』（演出・栗山民也）での演技は、私も思い出深い。

ベルリンでも色々お世話になった。名取事務所のいくつもの公演で近年高く評価されている彼女は、じつは今、ベルリン在住なのである。

色々と話は尽きないのだが、とにかくこの劇での彼女を観てほしい。確実に、年ごとに、めきめきと変化している。存在感、という意味でも、圧倒的だろう。

『ブレスレス　ゴミ袋を呼吸する夜の物語』についていえば、この役をやりこなせる俳優は、そうそういないのだということを、今、あらためて思っている。この役で、彼女が燐光群初出演というのは、ある意味、必然であって、これは、観ていただければわかる、と思う。格闘のし甲斐のある現場、である。初日は今月十五日。

 

彼女が主演した今年の名取事務所の最新作､主人公を女性に転換して上演された『民衆の敵』についての記事

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https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/a1c51fc4f38a589e7ca886f1767a7c65

 

 

『ブレスレス　ゴミ袋を呼吸する夜の物語』上演情報

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http://rinkogun.com/Breathless_2022.html

 

 

「入れるべき人に一票入れる」だけだよ。

福山哲郎 さんが街宣で「一票を（死票にせず）生かしてほしい」と言っていたと聞きましたが、

そんな言い方じゃ、

「自分の一票を落選するかもしれない人に入れて無駄にする（死票にする）よりは、確実に当選するはずの人に入れて『生きた票』にしよう」

などという勘違い君にアピールしてしまうよ。

そういう馬鹿話を最近よく聞くので。

 

「入れるべき人に一票入れる」だけだよ。

 

 

写真はなんの関係も無いが一ヶ月前に新大久保でいただいた韓国鍋。きょうみたいな日は食べる気しないと思う。暑いさ。まああんな暑い八人が集まったら（密にならぬように気はつけたが）、こんな日でも大丈夫かな。とはいえ絶賛稽古中の私は今はそんな大勢では集まらない。