Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

天野天街ワールド人形劇の、到達点

2018-04-10 | Weblog
ITOプロジェクト「糸あやつり人形芝居『高丘親王航海記』」が、きょう10日マチネまで、東京 下北沢のザ・スズナリで上演されている。

原作:澁澤龍彦(「高丘親王航海記」)
脚本・演出:天野天街
ナレーション:知久寿焼
出演:飯室康一、山田俊彦、阪東亜矢子、植田八月、竹之下和美、永塚亜紀、よしだたけし

理屈はどうでもいい。
関西人形劇陣営の、スキルと、チャレンジ精神。
数多くの人形劇を手掛けてきた天野天街の、到達点。
見なきゃわからないです。

天野天街と初めて会ったのは、1985年、某ストリップ小屋である。
天野もストリップ初演出だったが私もストリップ小屋の看板ポスター描くのは初めてだった。

こんなすごい才能の人と三十三年も友達でいられたことを、感謝します。
一緒に呑んでるときは、ただのバカ同士なんですが、この人はやはり天才です。

4月20日~22日に伊丹アイ・ホールでの公演あり。
関西の皆さん、決してお見逃しなく。
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続・岡山出身の興行師・分島周次郎についての情報

2018-04-09 | Weblog
先のブログ「岡山出身の興行師・分島周次郎について情報をお寄せいただきました」
https://blog.goo.ne.jp/sakate2008/e/01cf58355e981d52ef90d75980b9abff
に、続くものです。

この写真は、「日本映画論言説大系」の、分島周次郎についての記事。

こちらは大岩さんが送ってくださいました。
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謎の「魔人屋」

2018-04-08 | Weblog
かねてから寄ってみたいと思っていた「魔人屋」に、先月、ついに行ったことを、ご報告しておこうと思う。

H監督の常連の店として、そこにあるとは聞いていたが、ほんとうに、あった。

ザ・スズナリから歩いて、すぐである。

もちろん、ダークサイドの側の、ザ・スズナリである。

「魔人屋」と書いて、「まんとや」と読む。素敵だ。

とにかくこれは、10日以上前の話。


日暮れ前、劇作家協会の花見にようやく行ったら、もうほぼ終わるところで、獺祭を一杯だけいただくことができた。

花見の後、今は亡き斎藤憐さん宅に立ち寄る。

二十五年くらい前の最初の花見の時にそうなってから、慣例になっていたのだ。


けっこう早い時刻に、平和に終わった花見だった(はずである)。

これからの時代、悩ましいね、ということにも話が及ぶ。

みんな思うところはいろいろあるだろうけれど。

書けていない、書けそうにない、書くことのしんどさに唸っている……、そんな劇作家たちの、愚痴を言い合っているような、ダメダメな日である。


それにしても、渡辺えりさんと憐さん宅で一緒にいると、時計の針が平気で二十年以上前に戻ってしまう。


写真と内容がほぼ関係なくて、すみません。
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桜はどこにあるのかと

2018-04-07 | Weblog
季節は過ぎ、桜はどこにあるのかという声をよそに、劇作家協会は今日、花見だそうです。
いつもの和田堀公園。
仕事の終わらない私は行けるのかどうか……。
風が強い悪天候……。
と思ったら、日が差してきた。
なにごとも前向きに考えよう。

写真は、先月、咲き始めた直後。
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下北沢駅前 犬の譲渡会

2018-04-05 | Weblog
週末なのか日曜日だけなのか確かめていないが、下北沢駅前で、犬の譲渡会が行われている。
犬だけなのかな。たぶんそうだ。

例の、北口の改札の真ん前に架設の公衆便所があるところの、その公衆便所の真裏の広場だ。
そこから、今はもうない小田急線の地上線路沿い跡地ギリギリまで、もともとは「戦後」を引き摺るような感じのマーケットだったエリアが、すっかり様変わりしてしまった。
今のところはフェンスで囲まれていて、ベンチもあり、時に仮設テントが建てられ様々なフェスティバルの時の本部というか詰め所にも使われている。

近所の、ホームセンターもついた大型スーパーでは、ペットショップがあって、小犬とかウサギとかがずらり縦横に積まれたガラスケースに住まわされて、売られている。ものによっては二十万も三十万もするようだ。血統書付きで、売られるために生まれ、育てられたのかもしれない。

犬やネコの飼い主は、子犬や子猫が生まれてしまった家から譲り受けて買い始めた人が多いはずだと思う。
衝動的に、引き受ける、と言ってしまった御仁もあるだろう。
未知の貰い手に出会うことができるこうした犬の譲渡会が行われているのは、いいことだと思う。

捨てられるのでもなく、金銭で交換されるのでもなく、街の一角の開かれた場所で、善意の引き取り手に出会えるのなら、それは幸せなことだろうと思う。
たまたまその広場を訪れたらしい若者達が、「あー、犬の譲渡会やってるー」と、とても肯定的に楽しそうに声をあげているのを聞くのは、とても下北沢らしい瞬間だった。
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下北沢 南口 閉鎖。

2018-04-04 | Weblog
下北沢駅の南口は閉鎖されてしまった。ほんとうにだ。
さすがに寒々しい。

南口の代わりに使うのは北口と南西口になる。
北口は改札出た正面に架設の公衆便所。
南西口はなんとラブホテルの裏側に出てしまう。
というのがネタとしてよく言われているが、じっさいそうなのであるし、それも下北沢らしいともいえるのだが。

「南口」が復活する可能性があるという話は聞かないが、どうせ新駅ビル(建設中)を作るならそのほうが便利だと思うのが当然だろう。
小田急と京王井の頭線の改札が分かれる時にまたいろいろと波紋を呼ぶだろう。

まあしかし、下北の新しくオープンになった場所については、区の側もいろいろと構想がある。
これからを前向きに考えていきたいとは思う。

かつての南口前の「駅前劇場」がそう名乗るには困った場所になってしまった件は皆がよく言うが、駅の裏というわけではないし(そもそもどっち側が「裏」だというのだ)、その名前を変える必要はないとは思う。

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岡山出身の興行師・分島周次郎について、情報お寄せください

2018-04-03 | Weblog
岡山出身の興行師・分島周次郎について、ご存じの方がいらっしゃいましたら、情報お寄せください。

分島周次郎は、岡山の親分・伊勢ケ浜の娘と結婚後、満州にわたり、大連で分島組結成。
青島を経て京城で劇場、映画撮影所を経営(京城劇場と京城撮影所)、大興行師と呼ばれる。洪淳彦に援助をした。
大日本国粋会結成と同時に朝鮮本部幹事長。

という経歴です。

最近、ある筋から問われたのですが、私には調べる術がありません。かなり昔の話ではありますが、岡山関係の諸氏でもしもご存じの方がいらっしゃいましたら、教えてください。
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『ブラインド・タッチ』が終わったのでもう下北沢には行かないのだ

2018-04-03 | Weblog
『ブラインド・タッチ』が終わったのでもう下北沢には行かないのだ。

今日は、「座・高円寺2018年プログラム説明会」。座高円寺・阿波おどりホールにて。4月の最初の月曜日に、毎年恒例。

2018年4月~2019年3月までの1年間、座・高円寺で上演する主催、提携公演の演出家・劇作家たちが一同に揃う。出席者は以下の通り。

佐藤信(芸術監督)
生田萬(劇場創造アカデミー)
竹屋啓子(座・高円寺ダンスアワード)
西沢栄治(劇場へいこう!『フランドン農学校の豚―注文の多いオマケ付き』演出)

内藤 裕敬(内藤みちよ一座)
橋本 隆雄(高円寺びっくり大道芸)
松村 武 (カムカムミニキーナ)
山谷 典子(演劇集団Ring-Bong)
堀越 涼 (あやめ十八番)
八鍬 健之介(wonder×works)
渡部 ギュウ(SENDAI座☆プロジェクト)
北村 総一朗(劇団昴 ザ・サード・ステージ)
冨澤 武幸(東京高円寺阿波おどり振興協会)
楢原 拓 (劇団チャリT企画)
金 滿 里 (劇団態変)
丸尾 丸一郎(OFFICE SHIKA PRODUCE)
坂手 洋二(燐光群)
大西 弘記(TOKYO ハンバーグ)
流山児 祥(流山児★事務所)
清水 哲也(座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル)

AICT 国際演劇評論家協会日本センターの協力によって行われた、第2部の四名による座談会は、正直言って、内容がなさ過ぎ。もっとパネラーからいい話を引き出すべきだ。パネラー達ももう少し気合いを入れてほしい。なんだか自慢話ばかりが続いていた去年の座談会もいいとは思わなかったが。一部の劇作家たちには直接ダメ出ししたが、なにしろ担当の柾木博行さんには、もっとがんばってほしい。

内藤裕敬さんとは久しぶりに会った。私は面倒くさがりだったりもするので、いろいろな人と会うのが好きだというわけではないが、座高円寺が用意した賑やかさの演出は、いいと思う。

で、上演中には、『ブラインド・タッチ』を観に来てくださった方々と居酒屋に行く日もあって、このブログの写真の日(3月末日)は、ほんとに偶然同じ日に観に来たばっかりに同席した人たちの顔合わせの妙が、愉快だった。最初は知り合いが一人もいないと言っていた岩松了さん、と、PANTAさんが同席しているだけでも嬉しい。『ブラインド・タッチ』初演時の円の制作の桃井さん、Lady Janeの大木さん、マスコミ、法曹関係、エトセトラ、そして若者たち。みんないい笑顔だ。
私は居酒屋写真を出さない主義だったが、特例。こんな日もあったということだ。
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『ブラインド・タッチ』公演終了。

2018-04-02 | Weblog
『ブラインド・タッチ』公演終了。

皆さんお疲れ様でした。

出演のお二人には、とくに。よくぞこのサバイバル劇を最後まで走りきってくださった。

見逃された方は損をしたと思います。

打ち上げでは、2002年に円での初演の演出をされた国峰眞さんに献杯させていただいた。二月に亡くなられていたのだ。稽古過程などで、初演の時のことがデジャヴュのように甦ってくる瞬間はある。いろいろな方と出会い直しをしているような日々でもあった。


下北沢に通う三週間近くの日々が終了。

去年の8月くらいからほぼノンストップで休みらしい休みもなく過ごしてきたが、今週はどこかで時間が空けられるだろうか。

アポイントがないように見える日もありそうだが、さて、やることはいっぱいある。

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もうしわけありませんが

2018-04-01 | Weblog
もう我慢の限界になりました

この国になんの未練もありません

日本を脱出します

どこの国かはまだ言いませんが

自分の中で結論はとうに出ていて、

迷いなく決めました

仲間二十五人と共に行動します

いずれは建国します


今後は演劇とは関係なく気楽に生きていくつもりです

夢だった映画館経営は、実現するはずです


実現するかどうかはともかく 皆さん 4月1日ですから大目に見てください
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