秋天に干してつくりし搗栗の<勝ち>に通ずを元旦に食ぶ
新年おめでとうございます
穏やかな正月です
あたたかい日差しに
草花のつぼみが
膨らむものあり 開くものあり
バコパ
桜草(プリムラ・マラコイデス)
ビオラも少しずつ開花
本年も
どうぞよろしくお願いいたします
台風11号の影響はほとんどなく
無事に通過
今日は
からっと青空と言うわけにはいかず
時折り雨が降ったり
風が吹いたり
庭は
メキシカンセージに花が咲き始めて
ぐ~んと秋めいた
こぼれ種からの
ニチニチソウ
* * *
市民短歌大会
今年の大会は 9月11日 次の日曜日の予定だったけれど
昨年に続いて紙上大会となり「作品集」と「受賞者一覧表」が送られてきた
今年の成績は、少しうれしく
(いえ、心ひそかに十分にうれしく)
大口玲子先生選の佳作に選んでもらっていた
窓外のくちなしの花みなわれを見てゐるごとき厨に立ちぬ
投稿の6月に作ったもので
台所の流し台に立った時
真ん前に見える梔子の花がみな自分を見ているようだ
と 詠んだ
選者の一人に
”あらっ” と思ってもらえたのなら
それは、もう、本当にうれしい
ボツ が続いていれば
なおさら
* * *
先月の12日から休んでいたウオーキングを
少し涼しくなったので
明日からまた
始めます
初日差す青島の海のきり岸にブーゲンビレアの花の咲きをり
新春文芸
浜田康敬選 佳作
数年前の正月、家族で青島へ行ったとき
切り岸の日溜まりにブーゲンビレアの花が咲いていて
とても印象に残った
* * *
今日の庭
雨が降ったのは久しぶり
雨上がりの庭は
しっとりと落ち着いて
莟を付けた沈丁花と紅葉したシモツケ
葉牡丹 桜草 ネモフィラは
少し大きくなったかな?
芝生は黄色く枯れて
葉牡丹の赤白と
草花の緑だけがわずかな色味
花色が少しずつ増えてゆくのを待ちましょう
黄ばみたる「全国赤ちゃんコンクール」の賞状にわが名黒々とあり
NHK短歌1月(11月投稿歌)
テーマ 「時間」
田村元選 入選・三席
賞状は実家のお仏壇の戸棚に
成績表などと一緒に大切に仕舞ってありました。
私が生まれた翌年の日付が記されてあり、はるか昔の古い古いものですが
墨で書かれた文字は黒々と褪せることなく残っていました。
元気に産み育ててもらったこと
今私がここにあること
亡き父母に感謝です。
* * *
桜草の
一番花は白でした
続いて
ほんのりとピンクも見えます
明日から寒波の予報
覚悟はしていますが・・・?
12月5日(日)に
令和3年度 県民総合短歌大会があった
私は
課題詠と自由詠の2首を投稿して
大会には参加しなかった
そして一昨日資料がとどき
ん?
開いてびっくり!
自由詠が入選
商品券も同封されている
資料が届くまでな~んにも知らなかった
あれもこれも
落ちまくりだった今年
さいごの最後に拾ってもらえて
嬉しかった
瓶に挿すミントが不意ににほふなり新聞捲るかすかな風に
どんより 曇り
室温 15.2℃ 湿度 64%
10:30
猫のなべて「ラン」と呼ばるるわがいへにかつてランとふ飼ひ猫をりき
NHK短歌12月
テーマ「ペット」
大森静佳選 佳作
みどりより黄み帯びてのちパプリカは朱くなりたり初挑戦の
NHK短歌12月
題「挑む」
佐佐木頼綱選 佳作
* * *
34回ふれあい短歌大会は
11月21日に町の改善センターであった
コロナ禍にあり大会は縮小されて
開会式 講演 表彰式のみ
午前中で終わった
三枝浩樹先生の講演は
「短歌ー歌う楽しさ読むよろこび」という題で
先生のお人柄とともにとてもよかった
もっともっと
たくさんの人に聞いていただきたかった
わたしの投稿歌は 今年も
講師選 選者選 互選の どの選にも入っていなくて
最初から分かってはいたけれど
それなりに悲しかった
選ばれて喜ぶ人 落ち込む人
悲喜こもごも
またいつか良いこともある
* * *
冬枯れの庭に
ブルーサルビア
オキザリス・オマー
スーパーベナ
ミニバラ
葉牡丹の苗は61本育ち
庭の巡りに あか・しろ 交互に植えて
きれいに収まった
虫かごのあぢさゐの葉にクハガタとコガネムシとが棲まふ六月
NHK短歌10月 (6月投稿)
自由題
佐佐木頼綱選 佳作
クワガタとコガネムシは
小さな虫かごの中で蜂蜜を餌に
紫陽花の葉に隠れるように過ごしていたけれど
先にコガネムシが死んでしまい
クワガタはそのあと自然界に戻したけれど
生き延びてくれたかどうか・・・
* * *
今朝の風景
王様のようなカマキリは
門柱の上で
触るのはちょっとためらいます
走り幅、否、高跳びを競ふごと袋に爆ぜるパンジーの種
NHK短歌(7月投稿歌)
題「勝つ」 佐佐木頼綱選 佳作
採種した種(正確にはビオラの種)が紙の袋の中で爆ぜて
袋の30㎝の壁を飛び越え、床に散らばっていた
爆ぜる瞬間を見たことはないけれど
何度目かに初めて、種子が飛び越えたことに気がつき
上部を洗濯ばさみで止めた
植物の、 種子の
凄いパワーに驚いた
ふるさとの町の銀行前をゆく二十歳のわれの影さがしつつ
NHK短歌 7月
テーマ「職場」
佐伯裕子選 佳作
* * *
ピーマンは
ジャンボピーマンの「とんがりパワー」と「おばぴー」は
2日に一個、交代で収穫できる
大きいけれど実は柔らかく
種も少なく生食できる
ほぼ15㎝
こんなに上手くいくのなら
もっと早くから育てればよかった・・・と思う
* * *
キオビエダシャク
マキ科のイヌマキやラカンマキの葉を食害する虫
一晩で新芽を食べ尽くすという恐ろしい害虫
生垣が少し心配
雨が上がったら
雑草がいっぱい生えていた。