さくら草の日記

日々のつれづれをつづります

会えないまま

2014年05月21日 | Weblog

Kさんに最後にあったのは
今年の初めだった

ウオーキングでお宅の前を通りかかった時
お正月はいかがでしたか? と訊ねたら
娘のところで孫たちと過ごしました・・・ と
言葉少なに答えられたのが
いつもと違う感じで
気になった

それからすぐに
Kさんの家は留守の状態になり
今日は会えるか 明日は会えるか と
ウオーキングのたびに待ち続けた

そのうちに雨戸が閉められ
ご病気を想像したけれど
暖かくなったらまたお帰りになり
家で療養されるだろうと
希望を持っていた

でも
それはかなわず
たったの数か月のうちに
お亡くなりになった

Kさんは
私たち夫婦と郷里が同じ方だった
長い間お互いにそのことは知りながら
お話をすることはなかったけれど
近年お話をするようになった

奥さんを数年前に亡くされ
一人暮らしだったけれど
趣味が広く
一人暮らしを楽しんでおられるように見え
理想的な老後の生活に見えた

そういえば昨年末ころから
家の周囲をきれいに整理される姿が見かけられ
あるいは自分の病気を知って
整理されていたのかもしれないと
今になって思う

娘さんのご主人はお医者さんだったとか
どうすることもできないご病気だったのだろうと思う

もうすぐ75歳の誕生日だったという

もう一度
お会いしたかった

コメント
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