1歳8か月のマコちゃん
初めてひとりのお泊り
事前の説明では
夜8時~9時ころに就寝 翌朝8~9時ころ起床で 夜中に目は覚まさない
寝起きもよくて なにも心配はいらないはず
ということだった
日ごろ預かるときにも1~2時間お昼寝するし
ねむくなった時のサインは知っている
寝起きの機嫌はすこぶる良いし
たぶん大丈夫と
私たちもお泊り預かりにOKした
当日夕方2時間のお昼寝をしたので
就寝は11時ころになるかも・・・と覚悟はしていた
8時ころ息子が気になって電話をくれる
「大丈夫~ 心配なく~」
と答えたときまではよかった・・・
マコちゃんにはたぶん
いつものようにママが迎えに来るパターンが
インプットされていたのだと思う
11時になっても居間から離れない
無理に寝室に連れて行くと
いつもと違う何かを敏感に感じたらしく
泣きだして逃げ出そうとする
12時、1時になっても居間から離れない
夫と私は居間で横になり薄目を開けて寝たふりをしながら
マコちゃんの観察
DVDもテレビも途中で消す
マコちゃんはひとりでソファーによじ登り
玩具に張ってあるフィルムを
黙々と小さな手で剥がしている
2時になってさすがに睡魔には勝てなく
コックンコックン舟をこぎだした
抱っこして寝かせようとすると
身体がビチッとして目を覚ます
何度かそれを繰り返し
ようやくお布団に寝かすことができたのが
夜中の2時半
眠ってしまえば
あとは翌朝までぐっすり寝たけれど
朝は少し早目の7時半起床
そして
ママ~ ママ~と 家中を探し始めた
事情があってお泊りとなったのだけれど
頼んだパパもママも、預かった私も夫も
マコちゃんには
なんと可哀そうなことをしてしまったのだろう
と心から思った
マコちゃんにとって
パパとママにかわれる人はいない
* * *
葉牡丹とビオラの種を蒔いた
ウオーキングのときに
もう彼岸花が咲いているのを見かけた
朝夕は
すっかり涼しくなった