短歌教室後期が始まり
今期は19名で学ぶことになった
新しく入会された方が一人あり
初日の今日は先生から
勉強方法はこれまで通りで
ときどき題詠を試みることなど
説明があった
10月提出の2首
①蒔きたれば蟻がいそいそ曳きゆきしビオラの種は蒔き直すなり
②目つむれど冴ゆるばかりの眼裏のジグソー・パズルは幼と嵌める
先生の評
①上から下まで一直線に詠んでいるが、二句目以下が実に面白い。二、三句目の蟻が「いそいそ曳きゆきし」が力まないで表現できたのが手柄。ゆえに結句の作者の徒労ぶりが見えてくる。
②初・二句に力みが感じられる。この辺の作為に①のような柔らかさが欲しい。
とのこと
「作者を批評するのではありません
作者の手から離れた作品を批評するのです」と
手厳しく、悪いところははっきり言ってくださる先生
とても良い先生なのだと
改めて思う
喜んだり、落ち込んだり
また半年
がんばります