さくら草の日記

日々のつれづれをつづります

短歌教室~10月

2014年10月19日 | 短歌

短歌教室後期が始まり
今期は19名で学ぶことになった

新しく入会された方が一人あり
初日の今日は先生から
勉強方法はこれまで通りで
ときどき題詠を試みることなど
説明があった

10月提出の2首

①蒔きたれば蟻がいそいそ曳きゆきしビオラの種は蒔き直すなり

②目つむれど冴ゆるばかりの眼裏のジグソー・パズルは幼と嵌める


先生の評

①上から下まで一直線に詠んでいるが、二句目以下が実に面白い。二、三句目の蟻が「いそいそ曳きゆきし」が力まないで表現できたのが手柄。ゆえに結句の作者の徒労ぶりが見えてくる。
②初・二句に力みが感じられる。この辺の作為に①のような柔らかさが欲しい。

とのこと

「作者を批評するのではありません
作者の手から離れた作品を批評するのです」と

手厳しく、悪いところははっきり言ってくださる先生

とても良い先生なのだと
改めて思う

喜んだり、落ち込んだり
また半年
がんばります

コメント
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