2月15日の短歌教室
提出歌16首 出席者13名
寒さ厳しい時期でもあり
インフルエンザも流行っていたりで
出席を自粛された方もあったのか・・・
バレンタインのチョコと
賞金おすそ分けのお菓子の差し入れがあり
ちょっとした茶話会の雰囲気
提出の2首
①桜草の白の一輪咲きてより辺り明るし二月の庭は
②吹く風に竹の風鈴鳴る夜を眠れずにをり風泣くやうで
先生の評
一首目、例えば「桜草の(白)」とか「辺り(明るし)二月」のように括弧括りの部分がくどい感じです。桜草の色まで言わなくても、ということと、「二月」の庭は、もう結構明るい感じが概念として在りますので、此処も冗漫です。詠う焦点が絞りきれていない感じになっています。二首目は下の句がいいです。
私の思い
①は桜草の「白」の花に意味があったのだけど、個人的な事情は、ここではわかっていただけない。
2月1日の冬枯れの庭は、中旬になればもう結構明るくなる・・・。
勉強会には②が選んであり、「風で風鈴が鳴るのは当たり前、軒下の・・・と詠んではどうか」とか 「風泣くやうで・・・は説明的なので不要」などいろいろな意見があったけれど、先生は「風泣くやうで・・・は必要」ということで「上の句の整理が必要」ということでまとまった。
勉強会は厳しいです~