ひめちゃんちには、桂(かつら)の木があります。
月の桂と云うように、黄色くきれいに黄葉して散るはずです。
ところが、なかなかきれいに黄葉してくれません
枯れ葉となって、もうすぐ散ろうとしています。
この桂の木は、夏には涼しい木陰を作ってくれます
ミニドッグランにも、木陰を作ろうと植えたことがあります。
ちょうどひめちゃんのきょうだいが、ミニドッグランで遊び始めた時でした。
彼らによって、植えた桂の木は引っこ抜かれてしまいました
その木は、いま畑で木陰を作っています
先月板倉に行った帰り、館林の青龍山茂林寺(もりんじ)に寄りました。
ずーとずーとずーと昔、訪問したことがあります。
む?、なんだか寂しい門前町です
マンホールの蓋が目に付きます。
さすが「分福茶釜」の館林です。
黒門が見えます。
茂林寺HPによれば、応仁2年(1468)建立です。
戦国の世に突入する頃です
門の向こうには狸(たぬき)です。
おや、みんな浴衣を着ています
なんだか、品行方正になってしまったようです。
記憶にある狸たちでは有りません。
奥にもう一つ門があります。
茂林寺HPによれば、赤門です。
確かに赤いです
元禄7年(1649)建立とあります。
門の脇に狸の像があります。
こちらが見慣れた分福茶釜の狸です
この狸の奥に観音様が見えます
元禄年間に、亡くなった娘の供養として寄進された聖観音とあります。
大きいです
本堂の左手前に、守鶴堂があります。
実は何百年も生きていた狸だったという和尚さんが、祀られているのです
守鶴については、次の様は話が伝わっています。(参考サイト「日本伝承大鑑」)
茂林寺の開山大林正通(だいりんしょうつう)は、一人の僧・守鶴を伴ってこの地にやって来た。
守鶴はその後も代々の茂林寺住職に仕えた。
元亀元年(1570)、茂林寺で千人法会が行われることになり、大勢の来客用の湯釜が必要になった。
守鶴は、どこからか1つの茶釜を持参してきた。
その茶釜はいくら湯をくんでも、つきることはなかった。
その後、ある時、居眠りをした折りにシッポをだし、正体をさらしてしまった。
守鶴は、数千年を生きた狸だった。
さすがにお堂の周りも狸でいっぱいです
さて、本堂にお参りです。
向こうに、受付があります。
拝観料を払い、御朱印も頼みます。
カメラ禁止だったので、写真はありません。
宝物の茶釜も有りました。
本堂の前で、改めてご本尊に参拝です
いただいた御朱印です。
御朱印と一緒に、茂林寺のキャラクターのカードもいただきました
タヌターヌタヌタヌ、活躍を期待します