昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

木枯らし(ディアナ・ダムラウ&ニコラ・テステ・オペラアリア・コンサートに行ってきました。)

2017-11-11 12:41:34 | 俳句

待ちに待った、ディアナ・ダムラウのコンサートにかーたんと行ってきた。
ダムラウは、押しも押されもせぬ当代随一の歌い手だ。
開場の6時半前にサントリーホールに着く。
ドアが開くと客席の席を確保する。前から4列目の正面だ。
今回は音響には目を瞑って、彼女の間近の姿を見ることに重点を置いた。
開演!
序曲の演奏の後、舞台に現れた、ダムラウの神々しさ!凄まじいオーラだ。
ダムラウの夫のテステのバス・バリトンも良かった。
指揮のパーヴェル・バレフも東フィルの演奏も素晴らしい。
しかし何と言っても圧巻はダムラウという歌の女王の歌唱。
いや圧倒された!
2011年のメトロポリタン・オペラ『ランメルモールのルチア』日本公演には、多くの歌手が原発の放射能を慮って来日しなかったのにも関わらず、ダムラウは生まれたばかりの赤ちゃん連れで、公演に臨んだ。
こんなところも日本でダムラウに人気がある所以の一つかもしれない。
フランス物、イタリア物、ドイツ物と併せて歌唱が続き、最後の『椿姫』のヴィオレッタのアリアで完全にノック・アウト。
いや参りました!
アンコールはなんと3曲も。
日本歌唱で『春よ来い』。アメリカンミュージカルの二重唱から一曲。そしてジャンニスキッキ『オーミオ・バビーノ』。
会場はスタンディングオベーションと、ブラーヴァ!ブラーヴィ!の嵐。
とにかく凄い公演だった。
閉演の後、サイン会があるのかな?とかーたんと楽屋口に行ったが、今日は無し。残念!
会場を出て、今日のスッペはアークヒルズの『オーバカナル』で。
先ずはビール。
サラダニソワーズ、田舎風テリーヌ、キッシュロレーヌ、ビフテック・フリットと食いまくった。
いい音楽を聴くとお腹が空くものである。
渋谷までバスで出て、渋谷から深夜バスで帰宅。
興奮の一夜は更けるのでありました。

木枯らしや北に向きたる四畳半   素閑


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冬紅葉

2017-11-11 00:57:12 | 俳句

ものの今昔を測ることは時に楽しいものだ。
例えばテレビ。
オカブの子供の頃のテレビはもちろん白黒。
それもだいぶ古くなって、映らなくなるとブッ叩いて直していたというのは本当の話。
それでも、愉快で興味深くて楽しい番組が多かったから、子供はテレビに夢中だった。
そんなポンコツの受像機で見てもワクワクする物ばかりだった。
「突撃マッキーバー」「三馬鹿大将」「少年ジェット」「ディズニーランド」・・・・その他、見たい番組がたくさんあった。
それに、日曜の夜には洋画劇場をやっていて、ここで戦争映画を観るのが楽しみだった。
もちろんテレビは一家に一台。
昔のオカブ家でもチャンネル争い、なんてのがしばしばあって、オカブは大人に押さえつけられて涙を呑んだことも多かった。
時は現代に移り、ワイド画面の薄型テレビが家族の各部屋に置かれるようになった。
しかしテレビの番組は一向に詰まらない。だから部屋に置かれたテレビをほとんど見ない。
見たい番組がないのだ。
現代の文化は退化していると言ってもいい。

僧坊に能筆のおり冬紅葉   素閑


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