昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

南天の実

2017-11-27 00:43:06 | 俳句

 このところ、運動のために三軒茶屋や下北沢に行くときには、徒歩で行くことにしている。
とにかく、糖質ダイエットをしても減らない体重。
衰えいく体力。
どれをとってもいいことがない。
しかも、三茶へ行く上り下りの道で、息が上がって、足腰が重たくなって、ふーふーいいながら歩いている。
これでも学生時代は50k超のリュックサックを背負って、険しい山岳地帯を歩き回ったアルピニストであったはずなのだが・・・・
やはり年寄りの冷や水は良くない。
座布団に座って茶でも飲んでいればいいのである。

余命をば南天の実に問はずとも   素閑

かの山に実る朱きは南天か   素閑

南天を雀一羽が愛でしかな   素閑

南天棒といへど朱く染まる実や   素閑

荒れる風ただ南天の立てるまゝ   素閑

南天に知らぬ天竺胡の町や   素閑   


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