昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

神の旅

2017-11-15 23:09:27 | 俳句

人間とは?
大きく出たな、と思う向きもあろうが、そんな御大層なものではない。
人間にはスーパーで売っている茄子や胡瓜のような規格品はない。
みんな地採れの野菜のように、ひん曲がっている。
それにも拘らず、人間をスーパーの規格品のように扱うから世の中間違いが起こる。
自分に対しても他人に対しても、ひん曲がった茄子や胡瓜に様なものだと思っていることで、間違いはない。
ひん曲がっているからこそ、いろいろな軋轢もあるのだが、そこから面白いことも生まれる。
そこから神も生まれ、仏も生まれる。
くれぐれも人間を完璧なものと見ないことである。

神の旅朱き橋にて濁り川   素閑


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七五三

2017-11-15 14:32:09 | 俳句

普通、七五三という行事は神社でする。
では、キリスト教会には七五三に類する行事はないのか?というとやっている教会もある。
オカブの通う教会では幼児祝福式という名称でやっている。
先々週の日曜日にあった。
一応、プロテスタント・キリスト教の礼拝の形式をとり、キリスト教式でやる。
しかし、これは親子が神社に行かないように、謂わば神社の邪魔をして、教会が行うという側面がある。
だからこの時期に当ててやる。
オカブは、このブログにも何回も書いているように、これには反対だ。
本筋の七五三を親がやりたければ、神社に行ってばさっばさっとやってもらえばいいのである。
宗教にこだわると碌なことがない。

七五三憂きこともあり老ひる身や   素閑


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花八手

2017-11-15 07:23:51 | 俳句

このところオリンピックがどうだの喧しい。
オカブは点数が付いたり、勝ち負けが決まったりするスポーツが大嫌いだから、正直、東京でオリンピックをやるやらないは、興味の外である。
ただ、真夏にやるということで、あの猛烈に蒸し暑い中で体を動かす選手は、お気の毒と思うしかない。
また、観客の法だって見るのに難儀するだろう。
なんで、オリンピックを真夏にやらなければならないという決まりをIOCは作ったのだろう?
冬を迎えて夏のことを心配する臍曲がりのオカブにも分からない。

 親なき子頭に掌置く花八手   素閑


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