かねてよりSNSで交流のあった人が出演するコンサートに誘われて行ってくる。
面識はない。
しかし、面識はなくとも、こうした人脈のネットワークが広がっていくのがネットのいいところである。
チャイコとショスタコービッチのロシア・オンリーのシンフォニーである。
もとより、オカブはあまりシンフォニーを聴かないのだが、これを機会に親しんで来ようと思う。
しかしシンフォニーの入門がチャイコとショスタコービッチとは凄いカリキュラムである。
かなり重そうだ。
まぁ、これも良いブレークスルーだろう。
演じるほうはアマオケだがなかなかレベルが高いらしい。
楽しみである。
雑炊に光鋭き夜半の月 素閑
雑炊の湯気すさまじく風すさぶ 素閑
冷や飯にたまご二つの雑炊や 素閑
雑炊やこころにもなき気慰み 素閑
雑炊や金の足りぬは家のつね 素閑
言葉なく二人掻き込む雑炊や 素閑
老ゆる人ばかり雑炊かこみたり 素閑
みずうみのみなそこ雑炊掬ひたり 素閑
こつじきも雑炊すすりたまへけり 素閑
興もなく雑炊の席食へるのみ 素閑