いつもいつも申し上げているのだが、近年、きわめて体調が悪い。
だるいような疲れたような・・・きわめて不快な状態が続いている。
そういった中で食欲だけは一向に衰えない。
もともと食に関してはもっぱら無頓着である。
何を食っても美味いと感じる。
だからよく食う。
従って、ぶくぶくぶくぶく肥る。
美味いものは美味いと感じるが、不味いと思うものはあまりない。
金のある時は美食もするが、極端な話、冷や飯に醤油をかけただけでも立派な食事として美味しく頂ける。
まぁ、よくぞ生存には合理的と言うかうまくできている。
しかし、これで生活習慣病などになったら、全く逆の結果になるという落ちだが。
それにつけても、これからは腹八分目を心掛けることとしよう。
下の写真は去年の暮れに食べた馬刺しで、今日の季題は「桜鍋」(馬肉の鍋)だが同じ馬つながりということでお許し願いたい。
桜鍋顔てらてらと男たち 素閑
福を当てすぐれ機嫌の桜鍋 素閑
名も知らぬけとばし喰ふ奴夜の座敷 素閑
けふ行くは桜鍋とて沸き立ちぬ 素閑
峠道越えて山家の桜鍋 素閑
桜鍋宵の雨とて気にもせじ 素閑
明日はまた早立ちなれど桜鍋 素閑
板敷のくりやより来る桜鍋 素閑
桜鍋ちまたのうわさ添へにけり 素閑
桜鍋鳥屋も静まり湯気の顔 素閑