梅の実を、醤油に漬けておくと、梅の香りと風味、酸味のほどよく移った醤油になっておいしいし、梅にはしょうゆ味が付いておいしいし。
というわけで、梅の時季に仕込んでおくと、夏になると食べられます。冷や奴にかけたり、お刺身に付けたり、ポン酢みたいにドレッシングがわりにしたり、そうめん食べるときに、めんつゆに加えたり、浅漬けにたらしたりと大活躍。肉を煮たり、煮魚をするときにも、梅醤油で作るとサッパリして臭み消しにもなります。
重宝だし、少量の梅の実で、梅干しや梅酒を仕込むには少ない梅を、最大限に生かすことができるのではないかと考え、今朝は梅醤油の仕込みです。
さて作り方ですが、洗ってへたを取り、乾かした梅と醤油を等量、ガラス瓶にでも入れて冷暗所保存します。梅の実が大きいと、等量のお醤油を入れても、梅がお醤油に浸らないかも。そうだったら、ひたひたになるぐらい、お醤油を足してください。
梅に水が付いていると、腐ってしまうことがあります。洗ってヘタを取ったら、風に当てて乾かしてから作ると失敗がありません。漬けておく瓶も、同じくよく乾かしてから仕込みます。
夏頃になったら梅は取りだして食べてしまい、醤油は冷蔵庫で保存しましょう。1年ぐらいは大丈夫。でも、美味しいうちにどんどん食べちゃいます。
梅は刻んでそのまま、またはキュウリを薄切りにして混ぜたりしてもうまいんです。