浅草ランの途中牛嶋神社に立ち寄りました。
牛嶋神社は隅田川の東岸、もと水戸徳川邸跡の、隅田公園に隣接して鎮座しています。
関東大震災後、昭和のはじめ現在地に再建されたとありました。
明治初年の神仏分離後「牛の御前」の社名を牛嶋神社と改めたそうです。
隅田川に沿う旧本所一帯の土地を昔「牛嶋」と呼び、その鎮守として牛嶋神社と称したそうです。しょぼい感じがしましたが、凄い神社です。
神社に伝わる縁起書によりますと、貞観二年(860年)に慈覚大師が、御神託によって須佐之男命を郷土守護神として勧請創祀、後に天之穂日命をまつり、次いでこの地でなくられた清和天皇の第七皇子貞辰親王命がまつられました。
牛嶋神社の御祭神は、この三柱の神々であります。
1018年源頼朝が大軍をひきいて、下総国から武蔵国に渡ろうとした際に、豪雨による洪水のために渡ることができず、武将千葉介平常胤が祈願し、神明の加護によって全軍無事に渡ることができ、頼朝はその神徳を尊信し、翌養和元年(1181年)に社殿を造営し、多くの神領を寄進させましたとあります。
さらに(1538年)六月には、後奈良院より「牛御前社」との勅号を賜ったといわれています。
江戸時代には、鬼門守護の神社として将軍家の崇敬も厚く、特に三代将軍家光から本所石原新町の土地の寄進を受け、祭礼渡御の旅所となりました。現在の摂社若宮はその一部であります。
総桧権現造り、東都屈指の大社殿を誇る牛嶋神社は、氏子五十町・牛島講の守護神として、崇敬尊信をいただいております。
そんなに大きな神社ではありませんが、撫で牛でも有名らしい!
牛というよりヤギみたいでした。
ランの途中だったので、御朱印をもらわなかったのが残念でした。