自然コレクション

秋田の田舎暮らし!
アウトドアー生活を紹介します。

ワンゲル部に入っていた頃

2019年01月30日 05時02分15秒 | Weblog

大学入学時同じアパートの住人で河東田と言う人がいました。3年生なのにすでに23歳で2年留年していると言っていました。その人が何故2年留年したかというと、ワンゲル部のせいだと言う事が後で分かった。何も分からないまま、一緒に酒を飲んで、ワンゲル部の入部を勧められた。登山靴以外は全部部活のものを使えると言うし、山登りに興味があったので、入部してしまった。しかし、これが大変な事だと気が付いたのは後の祭り!1,2年生はポーターなのだ。そして、遠征費を稼ぐ働きバチになるのだ。勝手にバイトを決めてきて、稼いだバイト代は部の運営費として使われるのだ。どれだけの山を歩いたかは定かでは無いが、東北、信州の山はほぼ制覇している。3年になるともう遠征を稼がなくてもいい。でも、自分はワンゲル部を去った。「これから楽しいに何故止める」と先輩や同級の奴らに制止されたが、自分でやりたい事を自由にやりたかったのだ。嵐の活動休止みたいなものだ。

でも、山に足が向いていた。自由気ままな山旅に何度も出かけた。白馬縦走は本当に楽しかった。

帰らずの沢は怖った。21歳の時に履いている登山靴は、今も十分に機能している。

どこの誰かも分からない奴らとユースホステルで知り合って、美ヶ原まで車で連れてきてもらったりした。今の自分の体力の基盤は1,2年生の時のポーター生活があったからだと思っている。若い時の苦しさが心身を鍛えてくれるのだ!38年間前の写真をデジタル化してみてあの頃は我が輩の辞書には「疲れた」とい言葉は無かった。

 

 

 

 

 

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