本荘由利地域の小学校1、2年生に飛島・鳥海ジオサイトの絵画の宿題が出されている。
そこで孫2号は、象潟の元滝へ、孫1号は鳥海の法体の滝へ取材に向かった。
元滝伏流水は、秋田県にかほ市にある鳥海山にあり、「元滝」と名前が付いてるが、伏流の水源である本来の元滝は現在通行禁止となっており、その下流200mほどのところに位置する滝が元滝伏流水と呼ばれている。そのため現在では「元滝」と言えば、元滝伏流水を指す場合がほとんどとなっている。
高さ5m、幅約30mの小さな滝だが、緑色の岩肌の隙間から流れ出る伏流には独特の幻想的な魅力がありジオサイトとしてはきちんと整備されている。
一方孫1号は法体の滝へ向かった。
法体の滝は、由利本荘市百宅に位置する滝だ。子吉川の上流である赤沢川にある。法体の滝と甌穴は、1960年12月17日に県の名勝および天然記念物の第1号に指定されている。
日本の滝百選の一つでもあり由利本荘市のジオサイトとしては一番整備されている。このところ雨が多いため物凄い水量だった。
帰りは直根地域を通ったが、下直根中村にある檜山滝は、鳥海中のジオサイト発掘隊が、取材して現在では、ジオサイトとして認定された滝がある。先日も地元の皆さんが草刈りをして整備している記事が載り嬉しい限りではあるが、残念ながら、入り口の表示が無い。とても素晴らしい滝なのでしっかり表示してもらいたい。あれでは誰も滝に行けない。残念!