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秋田三十三観音霊場巡り 第13番札所 祇園寺

2019年08月22日 03時45分34秒 | 霊場
19日5つ目の祇園寺に向かいました。

横手市金沢にあるこのお寺は、分かりにくさNO1だぞ!とても細い山道の奥にとてつもない大きな古寺が出てくます。インドっぽい石がふんだんに使われています。明らかに今までの寺にはない古さを感じます。

住職から立派なパンフをいただく。
萬年山祇園寺の創建は不詳ですが、平安時代末期、清原氏の居城の1つとなった金沢柵の北東の谷間に位置する事から、金沢柵の鬼門鎮護、清原氏の祈願所として庇護されていました。
寛治元年(1087)、後三年合戦で金沢柵が落城すると、その跡地(2之丸)に金澤八幡宮が勧請された為、祇園寺はその別当寺院になったと思われます。中世に入ると武装化し影響力を持つようになりましたが、天文年間(1532~1555年)、小野寺四郎丸(輝道)の侵攻により金沢城(金沢柵を城郭として整備した中世の城)が落城すると祇園寺は金澤八幡宮と共に兵火により焼失し住職だった金沢金乗坊も討死しています。この兵火により一時廃寺となりましたが直翁授性和尚により再興され、江戸時代に入った天保年間(1830~1843)に秋田三十三観音の第十三番札所(札所本尊:金洗沢鍛冶屋敷金洗観音)に選定された事で寺運も隆盛します。
境内には十六羅漢像や金沢柵へ続く道には三十三観音が建立され古寺の雰囲気を感じ取る事が出来ます。現在数コースのフィールドワークができる。

聖観音が祀られています。
とにかく一度は参拝する価値があります。

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