タイムも3年目です
タイムは大きく分けて、立木性のものとほふく性(クリーピング)のものがあります。一般的にタイムと言うと、コモンタイムを指しますが、この他にも30数種ほどの品種があります。
良く知られている品種としては、
ゴールデンタイム…葉に黄色の斑が入り、明るい印象のタイム
シルバータイム…葉に白い斑が入り、カラーリーフとしても楽しめる
レモンタイム…レモンのような香りがするタイム
などがあります。
タイムは挿し木、株分けなどで殖やすことができます。挿し木は若い枝先を5~7センチほど切って、挿し木用土に挿します。その後は、半日陰で水を切らさないように管理します。
この挿し木よりもっと手軽な方法として、取り木のひとつである「圧条」という方法があります。これは、長く伸びた枝を曲げて地面まで持っていき、枝の途中を軽く土に埋めておく手法で、「曲げ取り木」とも言われます。枝はそのままでは元に戻ってしまうので、土に埋めた部分をU字に曲げた針金などで留めておきましょう。やがて、土に埋めた部分から新しい根が出てきます。新芽が吹き、留めていた針金を取っても枝が持ち上がってこなければ、発根しているはずです。元の株についている枝を切り離せば、新しい株が得られますよ。
株分けは、春か秋に通常の草花と同じように扱います。
タイムは、肉、魚、野菜など、どんなお料理にも使えるハーブです。お料理のレジピで、よく「ブーケガルニ」と書いてあるのを見かけると思いますが、タイムはその主材料となるものです。防腐、殺菌、消化促進、咳止めなどの効能があるので、毎日のお料理にどんどん使いたいですね。
収穫は、お料理に使う場合はその都度つみ取ります。保存用には、梅雨前の刈り込み時に収穫し、乾燥保存させておくとよいでしょう。また、花もかわいいタイムですが、香りは開花前の方が高いので、収穫を優先するなら花は摘み取るようにします。
生活の木 有機ハーブ タイム 100g | |
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