自然コレクション

秋田の田舎暮らし!
アウトドアー生活を紹介します。

タイム

2011年06月07日 05時27分36秒 | ハーブ


タイムも3年目です
タイムは大きく分けて、立木性のものとほふく性(クリーピング)のものがあります。一般的にタイムと言うと、コモンタイムを指しますが、この他にも30数種ほどの品種があります。

良く知られている品種としては、
ゴールデンタイム…葉に黄色の斑が入り、明るい印象のタイム
シルバータイム…葉に白い斑が入り、カラーリーフとしても楽しめる
レモンタイム…レモンのような香りがするタイム
などがあります。

タイムは挿し木、株分けなどで殖やすことができます。挿し木は若い枝先を5~7センチほど切って、挿し木用土に挿します。その後は、半日陰で水を切らさないように管理します。

この挿し木よりもっと手軽な方法として、取り木のひとつである「圧条」という方法があります。これは、長く伸びた枝を曲げて地面まで持っていき、枝の途中を軽く土に埋めておく手法で、「曲げ取り木」とも言われます。枝はそのままでは元に戻ってしまうので、土に埋めた部分をU字に曲げた針金などで留めておきましょう。やがて、土に埋めた部分から新しい根が出てきます。新芽が吹き、留めていた針金を取っても枝が持ち上がってこなければ、発根しているはずです。元の株についている枝を切り離せば、新しい株が得られますよ。

株分けは、春か秋に通常の草花と同じように扱います。

タイムは、肉、魚、野菜など、どんなお料理にも使えるハーブです。お料理のレジピで、よく「ブーケガルニ」と書いてあるのを見かけると思いますが、タイムはその主材料となるものです。防腐、殺菌、消化促進、咳止めなどの効能があるので、毎日のお料理にどんどん使いたいですね。

収穫は、お料理に使う場合はその都度つみ取ります。保存用には、梅雨前の刈り込み時に収穫し、乾燥保存させておくとよいでしょう。また、花もかわいいタイムですが、香りは開花前の方が高いので、収穫を優先するなら花は摘み取るようにします。

生活の木 有機ハーブ タイム 100g
クリエーター情報なし
生活の木
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レモンバーム

2011年06月03日 05時50分23秒 | ハーブ

レモンバームも植えています
大変丈夫で、種や株分け、また、こぼれ種でもよくふえて育てやすいのですが、極端な乾燥だけは苦手です。

植えつけ時に、土にあらかじめマグァンプKなどの遅効性肥料を混ぜ込んでおき、その後追肥として化成肥料を株元から少し離れた場所に与えます。夏に収穫をかねて茎を刈り取った後、同様に追肥を与えると新芽がよく出てまた収穫できるようになります。

直射日光の当たる場所よりも、明るい日陰の方が葉の色つやも鮮やかによく育ちます。真夏の直射日光に当たると、強烈な日差しに耐えきれずに葉が焼けてしまうことがあるので、日陰か半日陰にして育てましょう。寒さに強く-5℃程度までは耐えますので、平地では特に防寒の必要はありません。

適温は15~25℃。温暖な気候を好みます。耐暑性はありますが、真夏は半日陰が最適です。また湿り気のある場所を好みますので水切れに注意してください。

やや湿り気のある土を好みますので、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。水切れさせると葉が黄ばみます。

枝葉が混み合って風通しが悪くなると、蒸れて葉が枯れたり病気が発生することがありますので、枝を間引いて株の内側まで風が良く通るようにしましょう。特に梅雨時期は蒸れやすいので気をつけましょう。枯れた枝や葉はこまめに摘み取ります。

また、開花すると株が老化して茎が堅くなってしまうので、つぼみが開く直前に収穫もかねて上部1/3ほどを刈り取るか、花が咲いて堅くなった茎を株元近くで切り落とします。これは新芽を出させるための大切な作業です。

乾燥利用する場合は、開花直前に株元から刈り取り、束ねて陰干しします。また、生葉のフレッシュな香りを楽しみたいのであれば、冷凍保存しておいても良いでしょう。

年々育てていると株の老化が進んで生育が衰え、葉が小さくなり香りが弱くなるので、若返りを図るために植え替えを行います。適期は4月~5月、もしくは10月上旬です。茎を株元でばっさりと切り戻して鉢から抜き、古い土をある程度落とし、傷んだ根や地下茎をを整理して、新しい用土に植え替えます。植え替え直後、株が安定するまでおよそ1週間、日陰で管理し乾かさないようにします。

さし木・株分けでふやすことができます。さし木・株分けとも4月~5月、もしくは9月~10月が作業の適期です。さし木は、間引いた茎を使えば無駄がありません。

千葉産 アップルミント〔生〕 1kg
クリエーター情報なし
日本産直市場
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ミント

2011年06月02日 05時50分26秒 | ハーブ

ペパーミントとスペアピント、アップルミントを育てています

ペパーミント(Peppermint) は、シソ科ハッカ属の多年草です。
和名でではコショウハッカ、セイヨウハッカと呼ばれます。
ヨーロッパで古くから使われている代表的なハッカです。

ペパーミントは、苗からの育成がお勧めです。

また数種類のミントを植えるときは、
交雑しないよう、なるべく距離を遠ざけて植えるようにします。

・栽培環境と越冬
ペパーミントは、日当たりの良い場所を好みますが、
真夏の直射日光にあてると葉が枯れたり生育が弱ります。
春から秋は半日陰の風通しの良いところで育てるのが適しています。

ペパーミントは、寒さにとても強いので、
0℃以下でも枯死することはありません。
冬は霜にあたると地上部が枯れますが、
根は生きていて春に新芽が出て元気に育ちます。

冬にも収穫したい場合は、敷きわらなどをして、
霜にあてないようにしましょう。

ペパーミントは、生育が旺盛ですから、地植えの場合は、
土中にブロックやトタン板などで仕切りをすると良いです。

・剪定
ペパーミントのよぶんな枝や根は切り、
広がりすぎないように、手入れしましょう。

高く育ちすぎたら、思い切って半分程度に剪定したり、
8月頃に、地際5cm程度に切りつめると、
秋に新芽が出てきて収穫が楽しめます。

・水やり
ペパーミントは、湿り気のある土を好みます。
土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えます。
とくに夏は水切れしやすいので、注意します。
水切れすると生長が遅れたり、枯死する場合もあります。

・肥料
肥料は、春に新芽が伸びる頃に、
緩効性の肥料を株元に少量与えます。
それ以上は特に必要ありません。
与えすぎると風味が弱まります。

・植え替え
鉢植えしているペパーミントは生育が良いので毎年植え替えます。
一回り大きな鉢に新しい用土で植え替えますが、
それ以上大きくしたくない場合は株分けしましょう。

・増やし方
ペパーミントは、挿し木、株分けで、
簡単に増やすことができます。

■ペパーミントの利用方法

ペパーミントは、花が咲く前までに収穫をすると、
葉っぱの風味がたいへん良いです。

ペパーミントの生の葉や、
あるいは2~3日陰干ししたものをお茶にします。
グラニュー糖とワインを入れるとおいしいです。

ペパーミントを製氷皿の氷に1枚ずつ入れて凍らせると、
見た目もきれいで爽やかな味になって、アイスティーなどに合います。

ペパーミントのシロップ、シャーベット、フルーツミントパンチ、
クッキー・ケーキ生地に入れたり、
ホワイトリカーに漬けてミント酒もおいしいです。
シチューや肉料理、サラダにも、良く合います。

お風呂に浮かべて入浴剤にすると良い香りです。


ミント スペア(スペアミント) 種子
クリエーター情報なし
三笠園芸
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