10月の声を聞き、だいぶ涼しくなってきた。近場の散策には、ちょうどいい季節である。ほんの一時間ほどの距離なのに、なかなか機会がなかった川越に行くことにした。
まずは喜多院。

お参りをすませて、おみくじを引いたら「吉」で気分がいい。
せっかくだからと拝観する。ここでは、「三代将軍家光誕生の間」「春日局の化粧の間」などが見られるが、キラキラしているものに弱い私としては、本堂(慈恵堂)のまばゆい内陣をお勧めしたい。
多宝塔。
自転車の隣で、見知らぬおじいさんが意味もなく立っていて、一向にどこうとしない。無理やりカットしたら、奇妙なアングルになった。

売店横にある「五百羅漢」の拝観券もついている。
羅漢というのは、阿羅漢つまり尊者のことである。1782年から1825年に渡って建立されたというから、相当古いしキンキラじゃないし、あまり興味はなかったのだが……。

入ったとたん、「前言撤回~!」と叫びたくなった。
なに、これ!? すごい。
羅漢だけで、533体あるという。ズラリと列をなす様子は、私の好きな、京都の三十三間堂を連想させる。


はじめは遠くから見るだけだったが、近くで見ると、さらに味わいがある。
阿羅漢というと雲の上の人のようだが、実に人間味のある顔をしているからだ。
龍を背負い、何ともいえぬ顔をしている尊者。

何かを抱っこして、ニコニコ笑顔の尊者。

だるまを片手に、ご満悦の尊者。

鏡餅を両手に持ち、幸せそうな尊者。

ちょうちんを提げ、難しい表情の尊者。

サルを飼っている? 尊者。

こちらは鷹を飼っている? 尊者。

だいぶご高齢とおぼしき尊者。

旅装束の尊者。

とまあ、こんな具合に、しばらくいても飽きないし、尊者の笑顔に元気をもらって明るい気分になれる。
ノーマークだったけれど、ここは非常にいいところだ。
時間があれば、何度でも来たい。
名残惜しかったが、北上して「本丸御殿」に向かった。

↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
まずは喜多院。

お参りをすませて、おみくじを引いたら「吉」で気分がいい。
せっかくだからと拝観する。ここでは、「三代将軍家光誕生の間」「春日局の化粧の間」などが見られるが、キラキラしているものに弱い私としては、本堂(慈恵堂)のまばゆい内陣をお勧めしたい。
多宝塔。
自転車の隣で、見知らぬおじいさんが意味もなく立っていて、一向にどこうとしない。無理やりカットしたら、奇妙なアングルになった。

売店横にある「五百羅漢」の拝観券もついている。
羅漢というのは、阿羅漢つまり尊者のことである。1782年から1825年に渡って建立されたというから、相当古いしキンキラじゃないし、あまり興味はなかったのだが……。

入ったとたん、「前言撤回~!」と叫びたくなった。
なに、これ!? すごい。
羅漢だけで、533体あるという。ズラリと列をなす様子は、私の好きな、京都の三十三間堂を連想させる。


はじめは遠くから見るだけだったが、近くで見ると、さらに味わいがある。
阿羅漢というと雲の上の人のようだが、実に人間味のある顔をしているからだ。
龍を背負い、何ともいえぬ顔をしている尊者。

何かを抱っこして、ニコニコ笑顔の尊者。

だるまを片手に、ご満悦の尊者。

鏡餅を両手に持ち、幸せそうな尊者。

ちょうちんを提げ、難しい表情の尊者。

サルを飼っている? 尊者。

こちらは鷹を飼っている? 尊者。

だいぶご高齢とおぼしき尊者。

旅装束の尊者。

とまあ、こんな具合に、しばらくいても飽きないし、尊者の笑顔に元気をもらって明るい気分になれる。
ノーマークだったけれど、ここは非常にいいところだ。
時間があれば、何度でも来たい。
名残惜しかったが、北上して「本丸御殿」に向かった。

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