これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

食べない幸せ

2019年07月14日 22時14分30秒 | エッセイ
 今週でようやく1学期が終わる。
「あ、7:09だ。急がなきゃ」
 職場に到着し、出勤のカードを通す。だが、力を入れ過ぎたのか、エラーになってしまった。
「うわうわうわ。7:10になっちゃった」
 モタモタしている間にカードリーダの時間が進み、ちょっと損した気分になる。
 そういえば、4月に着任したときには、7時前後に出勤していた。6:58だったり、7:01だったりと、7時を中心に安定していた気がするのだが、今は7:10前後で安定している。
 もっとも、私の前任者は6:40に出勤していたというから、20分遅くなろうが、30分遅くなろうが大差はないのだが。
「そのうち、7:30出勤が当たり前になったりして。ダメだなぁ、もっと早く来ないと」
 でも、5時より前には起きたくない。自転車通勤だと、○分の電車に乗らなきゃという目標がないから、支度が遅くなる。デスクワークばかりになって、運動量が減ったせいか、体が重いし早起きできない。何かいい方法ないかしらとセンサーを働かせていた。
「ん? これ、よさそう」
 生協のカタログに載っていた本を買ってみる。



『「空腹」こそ最強のクスリ』 医学博士 青木厚

 ページをめくってみると、冒頭から魅力的な言葉が登場した。

「ものを食べない時間」を作り、「空腹」を楽しむ。それだけで、病気知らずの体が手に入ります。

 一時はドクター南雲の「一日一食」を実践したこともあるが、あれはひもじく辛かった。でも、ドクター青木の場合、食べない時間は16時間ですむから、一日二食はイケる。16時間食事をしないと、古くなった細胞が新しく生まれ変わる「オートファジー」が活性化し、加齢や食生活によるダメージがリセットされるのだとか。血糖値が下がり、脂肪が分解され、下痢や便秘、アレルギーなども解消するという。
「へー。うちは20時に夕食を終えるから、次の日の12時間まで何も食べなきゃいいんでしょ。簡単じゃん」
 要は朝食を抜けばすむ話。特別な料理を作るわけでもなく、お金がかかるわけでもなく、誰にでもできる。これも最初はひもじいけれど、慣れてしまえばどうってことはない。私の場合、4月からは運動量が10分の1に減ったのに、同じ量を食べていたこともあり、内臓への負担が大きかったのかもしれない。2食にしたら、むくみがとれただけでなく、胃の膨張感や不快感がなくなり、なかなか快調に過ごしている。体重も500gほど減った。
 しかも、食べてよい時間帯には、好きなものを好きなだけいただくことができるのだ。
「ふふふ、じゃあ……」
 そんなわけで、発売日から気になっていたミスドの「ローナツ」をゲット。



「うま~」
 注意事項としては、筋トレを並行して行うことである。食事量が減ると筋肉も減るので、スクワットや腕立て伏せなどの簡単なトレーニングを取り入れるのだとか。ラジオ体操じゃダメかなぁ?
 朝食をとらないと支度も早い。
 最近はまた、出勤時刻が6:59とか7:02とか、7時前後で安定するようになった。
 この調子でいきまっせ~♪


    ↑
クリックしてくださるとウレシイです♪

※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
 「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
 「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする