おとといは、エッセイ教室の忘年会だった。
メンバーはすべて40代以上の女性だから、忘年会というより女子会である。
「夫と離婚しないでいられるのも、エッセイを書いて発散させているからよ」
「そうそう、いやなことは全部吐き出して、スッキリさせないとね」
メンバーが集まると、家族の話、とりわけ夫の悪口で盛り上がることが多い。何度か、男性が教室を見学に来たこともあるが、結局入会しなかったのはそのせいかもしれない。
以前、あるメンバーは夫とケンカしたあと、換気扇の掃除を始めた。憎い夫を換気扇に見立てて、「やっつけてやるぅ~!」と執拗にこすり続けたらしい。怒りのエネルギーが汚れを落とし、彼女の気持ちを落ち着かせた。そして、その様子を書いた作品は名作となっている。
「前菜でございます」

ここは、地元の小じゃれたイタリアンレストランだ。
店内は、クリスマスらしく装飾されており、お料理も口当たりのよいものばかり。
メインの魚料理も、オリーブオイルのソースとマッチしていて、とても美味しかった。

「じゃあ、本日の余興です。みなさん、この中から好きな色をひとつずつ選んでください」
リーダー格の凛さんは、いつも楽しい企画を用意してくれる。今日は「色占い」らしい。彼女が差し出した紙には、赤、オレンジ、黄色、緑、水色、うぐいす色、紺、ピンクの8色があった。
「私は水色」
「私も水色」
姉と講師の先生は、同じ色を選んだ。二人とも、クールで冷静な雰囲気なのだが、他にも意味があるらしい。
「水色の好きな人は、マイペースな面があるそうです」
凛さんの言葉に、みんな「へー」とうなずいた。
「私は赤」
「私はピンク」
好きな色は、人によって違う。活動家、女子力の高さなど、それぞれの個性を映し出しているようで興味深かった。
「砂希さんは?」
「えーと、オレンジにします」
本当は、茶色が好きなのだ。ちょっと濃いめの茶色は、インテリアなどにも多用される木の色である。でも、この紙にはないので、「太陽」を連想するオレンジにした。
オレンジは社交家の色で、積極性を表すという。これからは身につけてみたい。
ちなみに、茶色は「大地」を表し、落ち着いて堂々とした人間に見えるとか。組み合わせると、最強のビジネスウーマンになれそうだ。
デザートはクラフティ。

バナナの味が舌の上に広がり、満足満足。
「そういえば、小雪さん、お元気かしらね」
持病がぶり返し、現在お休み中のメンバー、小雪さんの話題になった。彼女のエッセイは実にユーモラスで、誰にも真似できない面白さがある。腹筋が痛くなるくらい、笑い転げたこともあったのに、もう2年近く会っていないことを残念に思う。
「じゃあ、よいお年を」
「よいお年を」
忘年会がお開きとなった。
帰る道々、色にたとえたら「白」の小雪さんのことを考える。白は、清潔、シンプル、質素などを表す色らしい。
そうだ、クリスマスカードを送ろう!
翌日、カードを選びに行ったら、ちょうどよさそうなものがあった。

中を開くと、ベルトコンベアーが回るようにできている。楽しい彼女にピッタリだ。

これにしようっと♪
来年は、小雪さんも忘年会に来られるといいな。

↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
メンバーはすべて40代以上の女性だから、忘年会というより女子会である。
「夫と離婚しないでいられるのも、エッセイを書いて発散させているからよ」
「そうそう、いやなことは全部吐き出して、スッキリさせないとね」
メンバーが集まると、家族の話、とりわけ夫の悪口で盛り上がることが多い。何度か、男性が教室を見学に来たこともあるが、結局入会しなかったのはそのせいかもしれない。
以前、あるメンバーは夫とケンカしたあと、換気扇の掃除を始めた。憎い夫を換気扇に見立てて、「やっつけてやるぅ~!」と執拗にこすり続けたらしい。怒りのエネルギーが汚れを落とし、彼女の気持ちを落ち着かせた。そして、その様子を書いた作品は名作となっている。
「前菜でございます」

ここは、地元の小じゃれたイタリアンレストランだ。
店内は、クリスマスらしく装飾されており、お料理も口当たりのよいものばかり。
メインの魚料理も、オリーブオイルのソースとマッチしていて、とても美味しかった。

「じゃあ、本日の余興です。みなさん、この中から好きな色をひとつずつ選んでください」
リーダー格の凛さんは、いつも楽しい企画を用意してくれる。今日は「色占い」らしい。彼女が差し出した紙には、赤、オレンジ、黄色、緑、水色、うぐいす色、紺、ピンクの8色があった。
「私は水色」
「私も水色」
姉と講師の先生は、同じ色を選んだ。二人とも、クールで冷静な雰囲気なのだが、他にも意味があるらしい。
「水色の好きな人は、マイペースな面があるそうです」
凛さんの言葉に、みんな「へー」とうなずいた。
「私は赤」
「私はピンク」
好きな色は、人によって違う。活動家、女子力の高さなど、それぞれの個性を映し出しているようで興味深かった。
「砂希さんは?」
「えーと、オレンジにします」
本当は、茶色が好きなのだ。ちょっと濃いめの茶色は、インテリアなどにも多用される木の色である。でも、この紙にはないので、「太陽」を連想するオレンジにした。
オレンジは社交家の色で、積極性を表すという。これからは身につけてみたい。
ちなみに、茶色は「大地」を表し、落ち着いて堂々とした人間に見えるとか。組み合わせると、最強のビジネスウーマンになれそうだ。
デザートはクラフティ。

バナナの味が舌の上に広がり、満足満足。
「そういえば、小雪さん、お元気かしらね」
持病がぶり返し、現在お休み中のメンバー、小雪さんの話題になった。彼女のエッセイは実にユーモラスで、誰にも真似できない面白さがある。腹筋が痛くなるくらい、笑い転げたこともあったのに、もう2年近く会っていないことを残念に思う。
「じゃあ、よいお年を」
「よいお年を」
忘年会がお開きとなった。
帰る道々、色にたとえたら「白」の小雪さんのことを考える。白は、清潔、シンプル、質素などを表す色らしい。
そうだ、クリスマスカードを送ろう!
翌日、カードを選びに行ったら、ちょうどよさそうなものがあった。

中を開くと、ベルトコンベアーが回るようにできている。楽しい彼女にピッタリだ。

これにしようっと♪
来年は、小雪さんも忘年会に来られるといいな。

↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
喧嘩し、このヤローと思って、その勢いでやっちゃおうかな、私も。
私のブログは家族もみんなアドレス知っているから、悪口書けなくて。
カードかわいいですね。
小雪さん、来年は参加できるといいですね。
ところで、この時期になると、自宅の周りにやたらと電球を飾りクリスマス仕様にする家を見受ける事があるね。あの飾りは“子供の為”らしいけど、果たしてどこらへんが子供の為になるのか疑問でね…。たまたま目にし耳にしたんだけど、素朴な疑問としてそう思った。
好きな色は藤色、白、オレンジ。全く統一性がない(笑)
とりわけ藤色が好きかな。ある時にコンパニオンのお姉さんに藤色の下着を選んで貰った事が発端です(笑)
今書いているのにも通じて、これは楽し~♪
私もどこかで出会えるかしら?
最近、緑が好きです。
もともと、ピンクも白も青も好きです。
真っ赤っかもけっこう好き。紫も!
昨年はオレンジにはまりまくりました。
きっとお友達に占っていただいたら「浮気性」って言われるのでしょう。
以前、中華街で「あなたのオーラを写真にします」というのを試したことがあります。
一緒に行った友達は、青と緑、ところどころ黄色。
私は一面の紫に白が混じる。
判定は?と聞いたら「う~ん、お疲れですねぇ。」
なにそれ?????
いつか、色を極めたいです。
またまた~(笑)
ケンカすることがあるなんて、信じられませんよ。
逆に私は、気分のいいときにやります。
腹が立つと、動きたくなかったりします。
ブログの存在を知られていると、悪いことは書けませんね。
隠れブログを作るしかない(笑)
買ったはいいが、カードはまだ発送していません。
早くしなくちゃ。
喜んでくれるといいな。
アメリカなんかじゃ、マメにカードを送ると聞くけど。
カード売り場に行くと、定型じゃ送れないカードもたくさんあるね。
私は80円切手を使いたいから、面倒なカードは選ばない。
もっと面白いのがあるので、後ろ髪を引かれながら…。
クリスマスのイルミネーションは、見るのが楽しい♪
電気代が大変そうだね。
ややっ、これはこれは、ご無沙汰しております。
藤色が好きなんだ?
うちの義母と同じ。
でも下着は別の色だと思う(笑)
まさか、藤色のふんどしじゃないでしょうね?
陽水さんのイメージは緑。
蕎麦の色だから!
結局、好きな色がたくさんあるということでしょうか。
私も、緑の服ばかり買う時期がありました。
理由は謎です。
さっき見たサイトでは、緑を選んだ人の気分は「疲れている、充実感を求めている、睡眠不足」などと書かれていました。
ちょっとあんまりな気が…。
私のオーラは何色なのかしらん。
たしか、もうすぐ死ぬ人は黒、と書いてあったような…。
おそろしくて見られません。
私が好きな色は紺色です。どんな性格なのかな?