ポチの女房

専業主婦のつぶやき

カーネーション 第57回

2011-12-07 22:46:18 | カーネーション
ここ2回が強烈な回でしたので、今回はホッとしました。でも、最後に勝に赤紙が。人生山あり谷ありを地でいっているような糸子の人生、洋裁師として成功することだけはわかっていますが、果たして妻として母として娘として幸せであり続けるのでしょうか。

「わしかていつ赤紙くるやもしれへんのやど。結婚してから働きっぱなしで夫婦らしいこといっぺんもしたことないんど。」と勝に言われて歌舞伎へ行くことにした糸子。気がすすまない様子。

《今回のオモロー》
ハルが「紅ぐらいささんかいな。あんたは、元が元なんやさかい、化粧ちゃんとしいや。あんたが化粧せん言うたら、ウサギとカメのカメが昼寝したようなもんやで。」

電車で糸子がよりかかったのは、勝ではなく別の人。歌舞伎なんかええから、このまま寝てたいわと思っていた糸子ですが、おしゃれしている人たちを見て目の色が変わります。春太郎の写真にも、お互いがんばろうなと声をかけます。
小原さんと勝に声をかけてきた菊乃という女性、わかたけという店の人らしいです。この人が勝の?
お弁当を食べるシーン。
心斎橋百貨店にいってみると、糸子の作った制服ではなくエプロンにもんぺの人たち。
カーネーション柄のショールを勝に買ってもらって嬉しそうな糸子。「なんやこないしてみたら、おまえも女やな。」「女ちゃうかったらなんや。」

帰ってから千代から、「えー色やんか。」「勝さんが買うてくれてん。」「あんたは、ほんまにええ婿さんもうたな。」千代が出てくるだけで雰囲気がほんわか。
(優子、直子、おなかの子、それから勝さん、うちはまだまだこんなに宝をもってるんやな。なくしたない、おらんようにならんとって欲しい。)
「化粧ちゅうもんは、自分のためちゃうんや、自分の顔を見てくれる相手のためにするもんや。」と言いながら、昌子に紅をさす糸子。(大事なもんを大事にしよう。)

昭和17年(1942)12月1日。おなかの子が9か月になったころ、勝に赤紙が。(あ、きてもうた。)

糸子の娘三姉妹の配役が発表されました。微妙な感じですが、このドラマなら、きっとそれぞれの個性をうまく活かしてくれるのではと期待しています。

カーネーション 第56回(12/6)

2011-12-07 10:06:32 | カーネーション
今回も辛い回になってしまいました。八重子が訪ねたときの糸子の反応は、いただけませんが、わかるような気もします。今回の糸子の態度には、賛否両論あるだろうなあと思います。

翌朝、八重子が糸子を訪ねてきます。「お母さんのこと、かんにんしちゃってな。このしんどいん越えたら、あのやさしいお母さんに戻ってくれる、そう思うようにしてんやし。」「そやけど、うちはおたくらの身内とちゃうさかい、辛抱するすじあいないわ。うちは、金輪際近づけへん。」(あほか、八重子さんにあたってどないすんねん。)という糸の心の叫びが本音なんですよね。
そこへ、昌子が呼びに来ますが。「うちが稼がんのが、世のためなんや。」

《今回のオモロー》
「なにふぬけたこと言うとるんですか。7人分の生活がかかってんや。」と、足をひっぱって引きづりおろそうとして階段を転げ落ちるところ。
しかし、この昌子の行動で「おおきに、目が覚めたわ。」と仕事に励む糸子。

安岡家に野菜をそっとおいて「さいなら、もう二度とけえへんよって。なんぼでも嫌うてくれ。」と涙する糸子。表面的には気丈にしていても、安岡家は糸子にとって家族のような存在だったのですよね。痛々しいです。

昭和17年(1942)9月。
清子と光子を含めて9人の縫い子。善作が店の手伝い。衣料切符を貼っています。糸子のおなかには三人目の子。
夜釣りに出かける勝。「よう考えて下さい、何を釣りにいってんのか。」と昌子の忠告にも(めんどうくさい。正直どうでもええ。勘ぐってるひまがない。都合のええ旦那。)う~ん、これは悪いことの前触れのような。旦那さんに興味がなくなっているのは、結婚の成り行きからしてしょうがないかなあ。

昭和17年 11月。
勝が「たまには、歌舞伎でもみせちゃろか。」と誘われます。やっぱり、勝は浮気しているのでしょうか。そうだとしたら残念です。
歌舞伎といえば、あの人の登場?