ウルウルの回でした
八重子は、ええ人です。オハラ洋装店を訪ねるのにどんなに勇気がいったことでしょう。それだけでもウルウルものなのに、泰蔵の出征の見送りにきて欲しいと糸子に伝えるなんて。こんな優しさに糸子は救われて、自分の気持ちを正直に吐露できたのですよね。今回のラストは、名場面の一つになると思います。
昭和18年(1943)3月。
善作の病院通いは、商店街の人たちが持ち回りで手伝ってくれました。病院では、本当のことではなく、近所でたき火をしていたおばあさんが火の中にこけたのを助けたということに。
勝からハガキ。昌子に「子供らに読んじゃって。」
《今回のオモロー》
「先生が読んだら、声によけいな恨みがこもってしまうよな。」という昌子。昌子も、良いキャラになってきました。
勝のハガキを読んでもらっているときの優子と直子の表情が、またいい。
モンペ教室は繁盛。ちゃっかり入り込んでいる中村美津子さんではなくてヤス子。
八重子がモンペ教室にやってきます。
八重子が残り、昌子が気をきかせて、糸子と二人にしてくれます。
「今日はおおきに。」「こっちこそおおきに。」「泰蔵さんがあさって出征することになりました。一緒に見送ちゃってもらえませんでしょうか。」「ええの、勘助にあんなひどいことしてしもうたのに。八重子さんにあんなひどいこと言ってしもうたのに。」「糸ちゃん、ごめんな。」「なんで八重子さんがあやまるん。ごめんな八重子さん。」「おおきにな。糸ちゃん、あさって来てな。きっと来てな。よろしくお願いします。」
これでも二人の会話を端折りましたけど、どれも良い台詞で聞き入ってしまいました。
八重子は、ええ人です。オハラ洋装店を訪ねるのにどんなに勇気がいったことでしょう。それだけでもウルウルものなのに、泰蔵の出征の見送りにきて欲しいと糸子に伝えるなんて。こんな優しさに糸子は救われて、自分の気持ちを正直に吐露できたのですよね。今回のラストは、名場面の一つになると思います。
昭和18年(1943)3月。
善作の病院通いは、商店街の人たちが持ち回りで手伝ってくれました。病院では、本当のことではなく、近所でたき火をしていたおばあさんが火の中にこけたのを助けたということに。
勝からハガキ。昌子に「子供らに読んじゃって。」
《今回のオモロー》
「先生が読んだら、声によけいな恨みがこもってしまうよな。」という昌子。昌子も、良いキャラになってきました。
勝のハガキを読んでもらっているときの優子と直子の表情が、またいい。
モンペ教室は繁盛。ちゃっかり入り込んでいる中村美津子さんではなくてヤス子。
八重子がモンペ教室にやってきます。
八重子が残り、昌子が気をきかせて、糸子と二人にしてくれます。
「今日はおおきに。」「こっちこそおおきに。」「泰蔵さんがあさって出征することになりました。一緒に見送ちゃってもらえませんでしょうか。」「ええの、勘助にあんなひどいことしてしもうたのに。八重子さんにあんなひどいこと言ってしもうたのに。」「糸ちゃん、ごめんな。」「なんで八重子さんがあやまるん。ごめんな八重子さん。」「おおきにな。糸ちゃん、あさって来てな。きっと来てな。よろしくお願いします。」
これでも二人の会話を端折りましたけど、どれも良い台詞で聞き入ってしまいました。