最後あっという展開、目が離せません。それにしても、戦争中の庶民の気持ちをこんなに露骨に表したドラマが今まであったでしょうか。戦争を絶対起こしてはいけないと思います。糸子の勝の亡霊にさわったりするシーンが印象的です。
昭和17年(1942)12月末。
善作は馬場の37連隊まで出かけていきましたが、勝には会えませんでした。
野菜もって木之元電キ店へ行く糸子。お歳暮代わりだそうです。
《今回のオモロー》
木之元電キ店での会話。「懐中電灯いっぱいあったらええで。」「おもろない。」「確かにおもろない。」
御礼にカイロをもってくる奥さん。木之元電キ店の奥さんの声、初めて聞いたような気がします。愛想ない人だと思っていましたが、いい人だったのですね。
安岡髪結い店に野菜を持って行った縫い子に、「あんじょう受け取ってもろうたか?」と聞く糸子。やはり安岡家のことは、ずっと心の中にあるのですよね。(よかったちょっと安心やな。)
昭和18年(1943)年1月。
小原家の食卓は、豪勢。大阪は白味噌のお雑煮なんですね。(お父ちゃんらは、うちで寝起きするようになりました。)
木之元電キ店の大将から、勝が大陸に渡ったことを聞きます。
(どうせ浮気しゃあた旦那やいう気持ち、うちがなんぼ家族をほったらかしたかて、文句も言わへんかったあんなやさしい人は、いてへんでちゅう気持ち、自分に遊ぶんに都合よかっただけや、そんな腹黒いひとやない人や。一日中ほんなんが頭の中でぐるぐる。)
国防婦人会の人たちが、ミシンを供出するように言いに来ます。
「戦争から帰ってきたとき、主人が仕事できへんようになります。」と断ると「夫を戦地に送り出したらいさぎよく遺骨になってくるのを願うべきやないんですか。」きついです。
悔しくて寝付けない糸子は、亡霊の勝を見て(大きいぬくい背中、笑うたりしゃべったりする顔、こころ、それが全部骨になってこそ値打ちやちゅうんか。こんだけのもんを石炭みたいにぼんぼん燃やして日本はいったい何が欲しいちゅうねん。戦争って何やねん。)
善作が火事に巻き込まれます。
来週の予告、辛いものがありました。
昭和17年(1942)12月末。
善作は馬場の37連隊まで出かけていきましたが、勝には会えませんでした。
野菜もって木之元電キ店へ行く糸子。お歳暮代わりだそうです。
《今回のオモロー》
木之元電キ店での会話。「懐中電灯いっぱいあったらええで。」「おもろない。」「確かにおもろない。」
御礼にカイロをもってくる奥さん。木之元電キ店の奥さんの声、初めて聞いたような気がします。愛想ない人だと思っていましたが、いい人だったのですね。
安岡髪結い店に野菜を持って行った縫い子に、「あんじょう受け取ってもろうたか?」と聞く糸子。やはり安岡家のことは、ずっと心の中にあるのですよね。(よかったちょっと安心やな。)
昭和18年(1943)年1月。
小原家の食卓は、豪勢。大阪は白味噌のお雑煮なんですね。(お父ちゃんらは、うちで寝起きするようになりました。)
木之元電キ店の大将から、勝が大陸に渡ったことを聞きます。
(どうせ浮気しゃあた旦那やいう気持ち、うちがなんぼ家族をほったらかしたかて、文句も言わへんかったあんなやさしい人は、いてへんでちゅう気持ち、自分に遊ぶんに都合よかっただけや、そんな腹黒いひとやない人や。一日中ほんなんが頭の中でぐるぐる。)
国防婦人会の人たちが、ミシンを供出するように言いに来ます。
「戦争から帰ってきたとき、主人が仕事できへんようになります。」と断ると「夫を戦地に送り出したらいさぎよく遺骨になってくるのを願うべきやないんですか。」きついです。
悔しくて寝付けない糸子は、亡霊の勝を見て(大きいぬくい背中、笑うたりしゃべったりする顔、こころ、それが全部骨になってこそ値打ちやちゅうんか。こんだけのもんを石炭みたいにぼんぼん燃やして日本はいったい何が欲しいちゅうねん。戦争って何やねん。)
善作が火事に巻き込まれます。
来週の予告、辛いものがありました。