ポチの女房

専業主婦のつぶやき

カーネーション 第65回

2011-12-16 21:45:14 | カーネーション
泰蔵の出征と善作の病気のこと、どちらも辛い話です。それでも、ラストは糸子と八重子の笑顔で終わったところが、良かったです。
泰蔵は無事に帰ってきて欲しいし、善作の病気は治って欲しいです。

泰蔵が出征する日。善作は泰蔵の出征を見送りに行くのに、リヤカーに乗らず歩いて行きます。
勘助のときは、戦争へ行く意味がわからず、みんなでバンザイ。玉枝と平吉だけが暗かったですね。
泰蔵の息子たちが、大きくなっています。時間の流れを感じます。
「安岡泰蔵君、バンザイ。」と言った善作は倒れてしまいます。
影で見送る奈津。(奈津と八重子さん、よけい辛いんはどっちやろな。まあどっちもやろな。)

木之元におんぶされて帰ってくる善作。「そやから言うたのに。」と大きな声をだす千代。
(やけどのときより今日の方が悪うなった気がしました。)「お母ちゃん泣かんといてよ、縁起でもない。」と大きな声をだす糸子。
善作は、疥癬という病気で心斎橋の皮膚科通い。
「自分からできること、どんどんせんかいな。」と大きな声で妹たちを怒る糸子。
今回は珍しく大きな声をだす千代や、2度も大きな声をだす糸子と、家族のいらだちが際立っています。
(看病、子供、家事、商売、どれもこれもこの先どないしたもんか。)

《今回のウレシー》
八重子が、かつての雑誌の切り抜きをもってきて訪ねてくれたこと。

(人は、こんな洋服を着れてたころが確かにあった。今では、もうよその国の話のようでした。)