ポチの女房

専業主婦のつぶやき

カーネーション 第72回

2011-12-24 21:52:42 | カーネーション
悲しすぎます。勘助。とても明るくて糸子の幼なじみで、もしかしたら糸子のことが好きだったかもしれない勘助が、あっけなく亡くなってしまいました。勘助には、男女の関係ではなく、糸子をずっと見守ってくれる存在であって欲しかったのに。

昭和19年(1944)4月。だんじりが中止。
(子供は学校で人の殺し方と自分の死に方ばっかし教えられ、国民はいつ死体になってもええような準備ばっかりさせられて。)きつい表現だと思います。
救いは、直子が「来年だんじりをひくで。」と言ってくれたこと。
数日後、八重子がボーッと。千代が心配して糸子に相談しますが。「うちかて手一杯や、うちかてだれかて、相手の荷物を持つような余裕なんかないんや。」

勘助が糸子の様子を見に来ます。

《今回のカナシー》
「会いたいけど、もう資格がないんや。」一連の勘助の描写が悲しすぎます。

(最後に会うこともしゃべることもできへんままに、勘助の葬式行列がでたんは、一か月後のことでした。勘助、勘助、勘助。)
葬式行列の描写が、最初は知らない人、次に大日本婦人会の支部長さんの次男さん、最後に勘助とは。つながっていたのですね。
それにしても、前半のメインキャラだった勘助が亡くなってしまって、ドラマはどうなっていくのでしょう。
来週も、戦争ですね。

カーネーション 第71回(12/23)

2011-12-24 21:30:14 | カーネーション
奈津の回。この時期、料理屋は、いずれとは思っていましたが、1万円の借金とは。今のお金でいくらぐらいなのでしょうか。奈津の今後が心配です。でも、いつの日か、吉田屋を再興して欲しいと思います。

昭和19年(1944)4月。
大日本婦人会の支部長さんの次男さんの葬式行列。
八重子がオハラ洋装店で働くことに。
奈津から電話。カフェは閉鎖。奈津から一万円で吉田屋を買わないかと提案される糸子。買えるわけもなく。神戸の貞子に相談するも、断られ。

《今回のオモロー》
「昌ちゃん。」と猫なで声で糸子が「ものは相談やけどな。」「料理屋は買いませんよ。」「一人縫い子を雇おうか。」「無理です。」「今は八重子さんまでで、いっぱいいっぱい、かっつかっつ。」

(あのアホだけは、見捨てるわけにいかんねん。)
吉田屋へ行くと、奈津とその母が逃げていました。
「このぼけが。どあほが。逃げてどないすんや。」
糸子と奈津の関係って、不思議な気がします。が、おそらく二人とも友達になりたいのでしょうね。