「八幡宮の階段」
建保7年1月27日夜
いよいよです。
前回、決行の前で続くとなり、モヤッとしました。
義時は、実朝に死んで欲しかったのですよね。そして、公暁にも。
そうすれば、北条氏が意のままに鎌倉殿を操れるということでしょう。
まず、公暁は、義時と思って、仲章を殺害。
続いて、実朝を殺害。
すぐには、公暁、捕らえられなかったのですね。
三浦は、あわてます。
公暁に三浦が味方しているとわかると、三浦は終わることになる。
公暁は、実朝を殺害すれば、4代目になれると本気で思っていたのか、謎ですね。実朝を殺して、御家人の誰もついてこないでしょう。
三浦によって、公暁は首をとられます。
三浦義村という人、なかなかの強者です。
公暁が、実朝を信じていたらと思います。
政子が自害しようとしたとき、止めたのはトウ。
政子が死にたくなる気持ち、よくわかります。
孫が息子を殺したのですから。
そして、4人の子全員に先立たれることになったのですから。
これからは、義時対後鳥羽上皇ということになるのでしょう。
いや、もっと前からそうだったかもしれません。
ダーク義時には、ついていけません。
かといって、後鳥羽上皇も、もっとダークかもしれません。
義時対政子も、気がかりです。
元々は、2人で協力して、鎌倉のためにつくそうという関係だったのに。