ポチの女房

専業主婦のつぶやき

光る君へ 第43回(11/10) 輝きののちに

2024-11-19 22:27:10 | ドラマ
長和三(1014)年
三条天皇と妍子との間に禎子内親王が生まれました。
道長の思い通りにはいきません。
というか、三条天皇のお渡りがあったのですね。そこが意外。

道長は、帝に、国家安寧のため、譲位を迫ります。
まひろは、光る君亡きあとの物語を書いています。

帝は、紙を逆さまにして、読もうとしています。
「左大臣の良きようにいたせ。」と投げやり。

道長は、いつもの面々を集め、帝は目が見えず、耳も聞こえぬことを話します。
「御譲位を願いたてまつる。」
行成以外は、同意。行成の表情が気がかり。
行成は、道長に、「太宰府にまいりたいと存じます。」
もはや、道長に異を唱えても、聞き入れられないと感じたのではないでしょうか。

敦康親王は、妻をめとります。
彰子と敦康親王の笑顔が、良かったです。
道長が心配するような関係ではなかったと思います。

三条天皇は、実資の息子・資平を蔵人頭にしたいと道長に言いますが、反対されます。
怒って立ち上がろうとして転んでしまう帝。
道長は、「ご譲位くださいませ。」「譲位はせぬ。」
三条天皇が気の毒になってきました。
精神的にも追い詰められていますよね。それが、道長の作戦なのかもしれませんが。

東宮である敦成親王が、偏つぎ遊びをしています。
そこへ、道長やってきて、敦成親王に年を聞きます。
「7つ。」
先帝が即位なさった年だという道長。なんか嫌な人になりましたね。
7歳で帝とか、実権を握りたいだけでしょう。

皇太后がまひろに尋ねます。
「政とは、それほど酷にならねばならぬものであろうか。」
まひろは、「人の上にたつものは、限りなく辛くさみしいと思いますが。」
「たったひとりで、何もかも奪いたいと思われないのではないか。」
まひろは、あくまで、道長の味方ですね。
皇太后は、「籐式部は、父上びいきであるのう。」
すっかり、変わられた皇太后。
皇太后が政に携わることができたら、きっとよりよき世の中になったように思います。

実資と道長の会話。
「幼い東宮を即位させ、政を思うがままになされようとしておることは、誰の目にも明らか。」
「思いのままの政をしたことはない。」
「左大臣様の政とは何でございますか。」
「民が幸せな世をつくることだ。」
「 朝廷の仕事は何か起きた時、まっとうな判断ができるように、構えておくことでございます。」「帝のご譲位は、今少しお待ちくださいませ。」
道長の言うことより、実資の方が、正しいことを言っているように思えます。
実資を演じているロバート秋山さん、なかなかどうして、ぴったり役にはまってきています。

倫子が孫を抱いています。
藤原教通の子供です。頼通には、子供がいないようです。
頼通は、妻・隆姫だけを愛しているようで、当時としては、珍しいと思います。
その後、倫子が大胆発言。「私は、殿に愛されていない。」
すべてお見通しというところでしょうか。「たまには、私の方をご覧くださいませ。」

越後守だった為時が、3年ぶりに都へ戻ってきました。
双寿丸が、やってきます。
為時は、双寿丸の出現に驚きます。
為時も長寿だったのですね。孫が、こんなに大きくなって。

隆家は、木の枝が目に刺さって養生しています。
大宰府に宋人の眼科医がいるらしいと聞き、大宰府へ行きたいと申し出ます。
11月臨時の除目で、隆家が、大宰府に行くことになります。
ということで、行成は、都にということになります。
道長としては、行成に、そばにいて欲しかったのでしょう。
望みを叶えてあげないのは、何なのでしょう。
隆家の申し出が、渡りに船みたいでした。

双寿丸、大宰府へ行くと。
賢子が、一緒に行くと言いますが、断られます。
賢子が、まひろに、「母上は、ふられたことある?」「あるわよ。泣きたければ、私の胸で泣きなさい。」
すっかり母娘の関係は、修復しましたね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿