予告編を何度も観て、行きたいなと思っていたのですが、なかなか行けず、やっと観に行くことができました。
公開されてずいぶんたつので、小さい部屋で、お客さんは、10名余りでした。
評判が良かったので、凄く期待していったのですが。
映画に、入り込めませんでした。
二ノ宮さんも波瑠さんも、良い感じだったのですけどね。
出会いが余りにも唐突というのがあり、主人公の悟が、今まで恋愛したことないんかい?というあたりに、不自然さを感じました。
波瑠さんのたたずまいは、上品で、女性として憧れます。
そんな人を好きになるというのは、当然なのかもしれないのですが。
恋愛の描き方も、きれいすぎて、現実離れをしているように思いました。
一番、気になったのは、後半、みゆき(奈緒美)が、脳障害と下半身マヒになってから、悟が結婚を申し込むというところです。
介護をかってでるなんて・・・あまいと思いました。
それだけ好きなので、あり得ると言われれば、私が冷たい人間なのだと思います。情が薄いのかも。
ビートたけしさんが、こんな恋愛ドラマを書くというのが、意外な気がしました。デジタルの時代だからこそ、アナログの素敵さを描きたかったのかもしれません。
昔は、携帯電話がなく、アナログの時代でした。そこに、ドラマがありました。そんな想いをめぐらせることができる映画でした。