退院一か月後検診、 名張市立病院へ

2023-01-11 00:29:23 | つれづれ思うまま

駐車場から見えたこの杉の木っぽいのは、
入院中ずっと見ていたもの。地上で見るとまた違って見えるものです。

 

 
一週間ずっと点滴生活で、退屈しのぎに窓から見える風景を撮っては知人に送ってました、
朝陽から夕陽までずっと見えるんだよ…って伝えたら、
沈む夕陽の絵を描いて送ってくれたのです、嬉しかったなぁ
話し相手というか言葉を送ったり、景色を見てもらったりして、
大人しくしてなきゃだめよ!と、ずっと励まされてた気がします。


2022-12-07 18:43:38に、
(この日のコメント欄に自分で投稿するという変な事態でしたが…
顛末としては、以下のようなこと出来事が起こっていたわけです。)

『私的なご報告になります。
昨日の夕刻、体に不調が表れたため、しばし入院となりました。
元気なつもりでも何が起こるかわからないものです。
諸検査の結果、導き出された答えが聞いてビックリの「たこつぼ型心筋症」ですと。
先生の話もさることながら、ネットで調べれば
*日本人に多く、しかも閉経後の女性
*平均年齢 68.5歳
*ストレス性であることが多い  等など

そんなわけで、「血液をサラサラにする治療をしばらく続けます」とのことで、
点滴付き安静加療に入りました。
退院はおそらく週明けの予定…』

『所要で出掛けたまま、突然の出来事で、
その足でかかりつけ医へ行き、先生の判断により🚑で救急当番病院(=名張市立病院)へ。
やはり、普段から診ていただいている先生の診立ては正しく、
極度のストレスに意外と弱いことも見抜かれており、
ここらで休みなさいという合図だと思いなさい、とのこと。

主婦をしていると案外詳しい健康診断など受けてなくて、
せいぜい市の無料の健診くらいでした。
やはり、年齢と共に自分の体を知ることの大切さを実感しているところ…』

少し話を遡って、思い出せる範囲の経過です。
出先で、突然何とも言えない胸の苦しみ、脂汗がずっと続く不安、
このまま家には帰れないなと判断、直にかかりつけ医に行った自分、
先生はいい判断でしたと言ってくれましたが、もう必死だった気がする。

X線やら心電図でハッキリと不調が出てた(らしい)ので、
研修医時代に心臓ばかり診ていたという先生の判断は、
「即、救急車を呼びます」ということでした。
この症状は「心カテーテル検査をして、造影剤を入れた検査をしないと正しい判断はできない」
「それで何もなければ1泊2日で帰れますから…」とのこと。
もしもの時は?
「予後が良ければ1週間くらい」と。
家に帰って入院準備とかは?
「ダメです、夕方のこの時間帯は、普通に🚙で行っていては
時間がかかりすぎます。救急車で行くのがベストです!」
電話をかけてもらったら、大山田から来てくれるとのこと。

たまたまその日の救急担当病院が「名張市立病院」。
「ここの病院は『循環器内科』が充実しています、安心して行ってください」とも言われました。
「実は『たこつぼ型心筋症』というのがあるんですが、(心電図の)波形がそれに似ています。
きちんとカテーテル検査しないとこれは判断できません
万が一、血の塊が脳に飛んだり、血管が塞がれると一大事では済みませんからね!」
脅しじゃないのはわかっているんですが、ワタシは腹をくくるしかない。

もうこれは先生の判断を信じ、救急車初体験をするしかない!と「まな板の上のコイ」状態です。
しばらくして救急車到着、隊員の方はとてもやさしく「今ここを走ってます、
もうすぐ着きます、気分は悪くないですか?」等々細やかな措置と言葉かけをしてくれます、
(お兄さんたちカッコいいなぁと、ワタシの心の声です。)

約35分くらいだったか、病院に到着。
病院には先生から事細かな連絡がいっており、あらましの話をして、
「危険な状態かどうかの検査をします」
要するに、循環器科担当医の説明では…(難しいのでネットで調べた)
 ≪心臓の血管(冠動脈)が急に閉塞する急性心筋梗塞に似た症状であるため、
 可能性のある複数の病気を比較し、合理的に特定することが必要になります。
 心筋梗塞と同じような心電図変化がみられ、心臓のポンプの働きも部分的に悪くなります。
 冠動脈の血流に問題ないことを確認することで、心筋梗塞ではなく、
 『たこつぼ型心筋症と診断できる。≫ということらしいです。

また、
 ≪収縮期の心臓の動きが局所的に悪くなり、その形態が「たこつぼ」に似ていることから
 「たこつぼ型心筋症」と名付けられています。
 心臓の収縮機能が低下するため、心不全を発症することもありますが、
 多くは時間経過とともに回復し、正常化します。≫

その判断のためには、
 ≪心電図や心エコーだけでは区別できないため、
 心臓カテーテル検査(左心室造影検査も含め)にて
 冠動脈の血流に問題がないことを確認して
 初めて『たこつぼ型心筋症』と診断できる≫とのこと。

結局1泊2日ではなく、しっかりと判断が下されたので、
「血液をサラサラにする点滴安静治療を1週間して、慎重に様子をみましょう」と。


退院1か月後の検診では、先に「心エコーと心電図」検査を受け、
順調な待ち時間で9時半過ぎには診察室へ。


先生に頼んで撮らせてもらった
(左)1/10(右)12/7(入院2日目)のエコー写真。


びっくりするほど「たこつぼ」に似てます。
まぁるくなってる部分はあまり動いていない?
 ≪本来左心室は円錐型をしていますが、
 たこつぼ型心筋症では先端の心尖部(しんせんぶ)が動かなくなり、
 逆に手前の心基部(しんきぶ)が過剰に収縮し、心尖部が膨らんだように見えて、
 収縮時にその名の通り左心室は“たこ漁”で使用される“たこつぼ”の様な形になります。≫

なるほどねぇ、こういうことだったのですね。
自分の心臓の図、初めて見ました(笑)。

同年代の女性(=発症率平均年齢が68.5歳)に多く、
なんらかのストレスを抱えていたり、ショックなことを経験したり、
女性ホルモンの減少であったり、要因は人によっていろいろ。
なので、自分は絶対大丈夫!なんてことはないので(現にワタシがそうであるように)、
何かおかしいなと感じたりした時は、悩まずお医者様に行ってください。
ということを伝えたかったので、長くなってしまいました。

減塩に少々気を付ける習慣もつき、禁酒も続いております。
担当医からは「二人に一人とは言わないけれど、3割~4割くらいの人に
再発の可能性はありますから、ほどほどの生活がいいですね」と。
一番難しい生活様式ですね

ではまた
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする