子どもたちに城下町を案内…

2025-01-27 14:37:06 | つれづれ思うまま
 快晴の下…
親子で座禅体験(by廣禅寺)&城下町散策をという企画のガイドを語り部同志でしてました。
(町なかに住む者二人で、ということです)
他地区から来てくれたので、おそらく城下町の中を歩くチャンスは少なく、
ほとんどの家族は銀座通りを「車で通過するところ!」みたいな感覚かもしれません。
多分、それがふつう。

買い物をする場所もなく、上野公園界隈を歩くチャンスも多くはなく、
(駐車料が必要な場所は避ける傾向があるかもしれない…)
子どもたちは学校へ行くようになって「地元のことを学ぶ」のは中学年になってから、かな。
まして、他所の地区の子どもたちが「伊賀上野の城下町を歩く」なんて機会は滅多にない。
そこに目をつけてくれた某地区の「体験隊」のお世話係りさん。
語り部に声をかけて頂き、案内させていただきました。

そんな様子を同志がFBに載せてくれたので、それを拝借して報告

昨日(1/26)、午前9時に廣禅寺に集合して「座禅体験」を親子で。
終了後語り部の出番、10時~ いざ「町歩き」です。
(当日、法事のため廣禅寺駐車場は使用不可、そういう事情も踏まえて
解散場所を駅前に設定、よって各家庭単位で乗って来られた車は駅前駐車場辺りに駐車)

細やかな説明は南部地区在住の相方Kさんに任せ、
ワタシはもっぱら交通安全と先導役に徹する。
というのも城下町って、江戸時代から変わらない町筋なので何せ「狭い!
前から、後ろから車が来ます。
ボーっと歩いていると危険がいっぱい!
お話に夢中になって、話が弾んでいるとより(周りを見ないので)危ない!

中之立町通りに至っては、北からの一方通行にも拘らず南からもたまに車が来る!という危険地帯
本通りから一本筋道に入ると、路地風でなお狭い。
(そんな狭いところになぜかタカラモノが建っていたりする(笑))
そういう道を歩くときの注意事項は、
「親子で歩く」この機会にしっかり教えてあげないと、と思った次第。
我が子の安全は、やはりまず親御さんが見守ることが大事だと。
もちろん周りの大人もフォローはしてあげないとね…

さて、12時半まで2時間半のコースは・・・
子どもたちに「忍者」をそこここで感じてもらう、
親子で「お菓子街道」という伊賀の和菓子文化を愉しむ、がメインです。
ざっと、
城見南通り(東鉄砲町)→愛宕神社(愛宕町)→西日南町→中之立町通り(忍町~小玉町)
→本町通り→上野天神さん(東町)→東大手門跡(丸之内)→ハイトピア伊賀を巡ります。

江戸時代の絵図と比べてもほぼ変わらない、
昭和以降に増えた道もあったり、東之立町のように戦後2度の拡幅があったり、

そんな説明もしながら歩きます。

この先は順不同の写真になります・・・
 
(東)鉄砲町通り「城見南通り」から「伊賀上野城」


カラーーマンホールを探す楽しみ


むらい萬香園では「手裏剣体験」親子で楽しんでもらい、
本物の「手裏剣」に触れ、ついでに菱の実の実物でこれが「まきびし」と。
どちらも逃げる時の最後の手段だよ~~


我らが天神さん、門をくぐる時「道真さんの老若のお姿、見てみてみ」と。
そして、夜になったら大人が良く通う「天神商店街」ですが、
南から入って、ここは天井絵(天神祭の写真があるので)を見ながら歩いてね。
北側の道に出ると、
「今歩いている道は、昔『外堀』だったんだよ、水の上を歩いてる」んだよ~~
さぁ、ハイトピア(正しくは「俳都ピア」という、伊賀は俳句の都だね)。
今から5階まで上がって上からの景色を見てみよう!!
と、子どもたちには階段を登ることをおススメ。
だぁれも嫌とは言わず、楽しそうに登ってましたよ。
ワタシも当然お付き合い、息は切れますが登れます、はい。

 
北にはお城が見え、かなり右横には南宮山
南には真っすぐ伸びる銀座通り、
その先には「青山高原の風車」「尼ケ岳を含む室生火山群」の山並み
「へぇ、こんな風にみえるんですねぇ」、なかなかスゴい風景でしょ。(どちらも過去ログ写真より)
※おまけ、2年前の1/27の北の風景

そんなこんなの町歩きでした、子どもたちもよく言う事を聞いてくれて、
親御さんには新発見のお話もあったりで、(もちろんご存じのことも多いのですが)
説明を聞きながら歩くのも、たまには良し!ということで、締めくくっておきますね。
最後、同志はここで解散。


ではまた
コメント (2)
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