春が来た。そして入交家で「芭蕉×ART」も

2025-03-10 00:27:31 | つれづれ思うまま
3月9日、朝から所用でゆめぽりすセンターへ出かけ、
午後からは忍者市駅前広場(ハイトピア前広場とも)にてイベントに参加。

上野公園辺りをご案内しようかなと西小学校の体育館脇の道を歩いていて、
ぼちぼち、このコが咲く頃か・・・と、のぞく。
 
はい、見事に勘は当たり細くて頼りなさげな黄色い花びら、楚々となびかせておりました。
マンサク』ですね。

 
ビワの花』、茶色いガク部分の方が目立っていて、
白い花を見つけるのはなかなか難しかったりする。
でもやっと見つけました、匂いをかごうと思ったのですが高木につきムリでした。

上野公園の入口に芭蕉さんの句碑「山里は 万歳おそし 梅の花」があり、(リンクの写真は2024/2/17撮影のもの)
傍に立派な梅の木が、これもいつ咲くかと毎日のように見ていて…
やっと数輪の内の一輪を激写、なんて程のものではありませんが、
芭蕉さんが句に読んでの通り、山里に遅い春がやっと来たなと実感の「梅」。


では、今度は町なかへ行きましてと書きましたが、実は3/3の訪問でした💦
3/16まで作品が展示されており、この期間無料で入館できますので、ぜひどうぞ。

「芭蕉×ART」 於:入交家住宅(上野相生町)
「おくどさん」のある台所から入ります、あとは順に作品を~~


  

 


「更級日記」

  



解説は野暮になるのであえて載せません、
ぜひご自分の目でご覧いただきたいものです。
江戸時代からの武家屋敷の趣を感じつつ、作品を見ていただくと
とても心が落ち着くというか、よくぞこの家を残してくれて、
こんな風に魅せていただける至福の時を過ごせる気がします。

昨年の秋だったか、この住宅の「茅葺屋根葺き替え工事」をしています。
その「茅葺屋根」がまたとても綺麗に整っています、
ぜひそれも見ていただきたい。
  
江戸時代、武家屋敷は瓦葺きが多かったそうですが、
あまり禄高の多くなかった入交勘平さんのお家は「茅葺き」だったそうで、
当時としてはかなり珍しかったとか。
現代、この茅葺き屋根が町なかに残っていることこそが「城下町の財産」だと思うのですが…
コメント
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