一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1703- シシ鍋 解禁

2017-03-14 | 生け花
 岡山に越して間もない頃、県北の老舗割烹旅館で夕食に 出され初めて食べたシシ鍋。
以来イノシシと聞いただけで拒絶反応を示して数十年。
 その時の鍋には、その山里で捕れたイノシシ肉がたっぷりと入った名物料理でした。一口食べた私は、その特有の 「獣の臭い」にノックアウトされました。
 今回、旭川沿いの温泉がリニューアルされて その源泉かけ流しのお湯と レストランの昼食を取りに立ち寄りました。
出てきたのはイノシシ鍋 ! ア~ もう駄目だと思ったのですが、高齢の優しいお店の人に勧められ 小さな一切れを口に含んでみました。なんと、例の臭いは無くあっさりとして豚肉の様な味 野菜やお出しも美味しく とても満足し完食しました。
 きっと最近は、肉の処理の仕方が良いのでしょう。昨今、健康と味がお勧めとうたった ジビエ料理が出てきていますが 耳を塞いでいた私も 機会があれば試してみたい気持ちが出てきました。何事も、思い込みは損をしますね。
 夕刻、お湯良し・シシ鍋良しの大満足で 山笑う国道53号線を家路に着きました。

 花材 ・菜の花 ・レンギョウ
 花器 ・小鹿田焼 とびカンナ皿



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