一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1808- 迎え火・送り火

2018-08-14 | 生け花
 私たち夫婦の実家の墓は 関東にあり、それそれの兄弟がお墓を守ってくれています。
若いころは、法事で帰省したり諸用で上京する折 墓参りをしても 中々お盆のお墓参りはしないで過ごしてきました。
 我が家の遺影の前の、お水・線香は欠かしたことはありませんが 気が付いて見ると遺影の6人 ( 父二人、母二人、兄と姉 ) は私達や、妹が神戸に居を移している事を知らない・・と言う事に思い当たりました。
 今年のお盆は、夫と妹の三人で細やかな迎え火、送り火をして6人の魂を神戸にも 訪問して貰う事にしました。

 これも自分自身が、亡き人たちの年齢に近づいたり 越えてしまったからかも知りません。迎え火の後、冷たい西瓜や父の好物であった イチジクを食べながら 亡き人たちの思い出を談笑しました。
 お迎えの「胡瓜の馬」と 送りの「那須の牛」は6人が乗れる程の 長いものにしました。

 花材 ・高野まき ・菊 ・リンドウ
 花器 ・アンティーク 塗杯洗





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