一花一葉  NewTraditonal IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

2011- 10月 想花講座

2020-11-08 | 生け花

  花材は今が盛りの、菊の花が二種類。

馥郁とした香りが、生ける人を包み込んでいます。

 

花材 ・赤目やなき ・菊二種 ・アカシヤ

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2011-古きもの、新しきもの

2020-11-05 | 生け花

 金沢の21世紀美術館は兼六園の近くにあり、新しい金沢の観光スポットです。

前回、金沢訪問の際には時間をかけて入館しましたが 今回は入場の為の行列で入館は止めて 外庭を中心に見る事にしました。

 建物も展示も、それは新しい感覚へ人々を目覚めさせる刺激的なものばかりです。

 私は目を見張り、緊張して身構える気持ちになり 脳内環境はアドレナリンの分泌が盛んになるのを感じました。

外に出て、青空を見上げながら歩いていると少し離れた所に 和風の古い建物があり近づいて見ると移設された古い茶室とその庭でした。

 管理人の人が、丁寧な説明をしてくれ秋の茶花があちこちに見られる落ち着いた庭でした。

 枯山水の庭、色づき始めた街路樹の桜の紅葉を借景にして 見る人の時計を巻き戻してくれます。

隣接する21世紀美術館とは対照的に 私の脳内環境は平和な幸福感に満たされるセロトニンが大いに分泌していたようでした。

 香林坊の近くにある、尾上寺はキリシタン大名の高山右近さんの建立と聞きましたが 夕日に映える山門には 南蛮渡来のステンドグラスが嵌め込まれているのが印象的でした。

この様に金沢の街は 両極端の美を 豊かな緑と人々の美意識で包み込む 深い歴史と高い意識を持った街だと思いました。

 

 花材 ・あせび ・菊 ・リンドウ

 花器 ・線文創作花器

 

 花材 ・あかめ柳 ・ピンポン菊

   花器 ・線文創作花器

 

 21世紀美術館 庭のオブジェ

 茶室の庭

  尾上寺山門のステンドグラス

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