大晦日の上海外灘での将棋倒しで死者が出たニュースは当日に知った。いつかは何らかの事故が起きるだろうと思っていたが、こんなに多くの死者が出るとは思ってもみなかった。この西暦の新年を祝う外灘でのイベントは、過去二度経験した事がある。
一度目は、西暦2000年を祝うイベントで、写真集の為にKODAKのT-MAX3200をフジのTX-1に詰めて撮影した。この時は、私の読みが外れてカウントダウンの瞬間は外灘で撮影出来なかったのだが、何とか群衆は撮れた。この時に、一番感心したのは当時の公安の群衆コントロール術。つまり外灘に向かうすべての路を封鎖し、外灘に向かう人数を完璧にコントロールしていたのには驚いたと同時に感心した。
そして、二度目は2011年の大晦日に外灘の河沿いでカメラを構えていたのだが、情報が曖昧で目的は果せなかったが、非日常の上海が撮れた。この時に、満員電車並みの人ごみの中でデマやパニックが起きるとどうなるのかと想像した時に、心底身の危険を感じた。こんな状態で何か起きると、何をどうしようも無くなすがままになるしかないからだ。
今回の事故で亡くなった人達は若い人が多かったようだが、本当に気の毒としか言いようがない。
2011年のカウントダウンのブログはコレ。
本日は日本滞在中のため画像ナシ。