画像はwebから勝手にいただきました
朝起きてMacをネットに繋げメールチェックした後にニュースなどをチェックするのだが、その後webコミックの「インドでギャバクラ始めました」を毎日必ず読んでいた。でも昨日で連載終了。この連載が始まった頃、FBなどで色々と批判する人も多かった。私の勝手な推測だが、そういう人たちはまずこの舞台となった店に行った事も無いだろうし、すべての事に対して経験値が少なく勘と嗅覚の衰えた人達の上から目線だと思っている。
これは、上海でも同じことで、上海の日本村(古北方面)からほとんど外に出ないチュー妻(旦那の駐在で一緒に来た妻)にとても多い。何度か仕事で日本人しか住んでないマンションに行った事があるが、そこで聞こえてくる井戸端会議の内容は、完全に日本の封建的な村社会と同じレベルだったので唖然とした事があった。しかも、その狭い温室世界に派閥争いもあるようで、一部のチュー妻達は外に出る時もその派閥で行動する事もあるそうだ。これは、上海に限った事ではなく他のアジアの国でもよくある話。
まぁ、そんな事はどうでもよいのだが、どうも最近の日本人は女の方が行動力があるようで、上海にフラッと来てみましたという人に何人も会ったし、そのまま住んでますという人も結構多い。そして、住みながら何とか臨機応変に対応して生きている人も圧倒的に女性が多い。一方、日本人の男は根付かずに結局短期で諦めて日本に戻る人や、考えた末に辞めましたという人の方が圧倒的に多かった。(駐在でなく単独で来た人達の話ね)
これは、とあるネットの連載に書かれていたのだが、「過去を引きずるのが男で、過去を断ち切るのが女の基本脳」という事を書いてあったのだが、そう考えると納得できる部分は多い。
この「インドでキャバクラ始めました」の作者である沼津マリーという人の生き方は、行き当たりばったり風だが決断力は抜群で、たった一人で困難をサラリと流し臨機応変に生きて経験値を積み重ねている様は頼もしい。こんなの、現地のチュー妻どもには永遠にわからんだろうな。
この漫画、昨日が最終回だったが、「私大抵のことは何とかなるってインドで分かったから」というセリフの通り、これをいかに若い時に経験して身につけるかどうかで、その後の人生は大きく変わると思う。そういえば、2年ほど前に出た漫画「なんで私が中国に」の著者の日野トミーも女性。
作者の沼津マリーはまだ24歳という若さなので、これからが楽しみで次回作に期待。
興味がある人は、単行本も出ているので、第1巻から読む事をお勧めする。↓
http://www.amazon.co.jp/インドでキャバクラ始めました-笑-1-ワイドKC-モーニング/dp/4063883787
一部ネットでも立ち読みできる→ http://www.moae.jp/comic/indodekyabakura/0