海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

高松港から直島へ

2015-01-08 | 遠い記憶-日本-オールドレンズ

遠くに見えるのは高松港

 

前々から行きたかった直島へ高松港からフェリーで向かう。本当は暖かくなってからの方がベストなのだろうが、人混みが嫌いなのでシーズンオフの今頃はちょうどよいタイミング。ここも外国人観光客は多かったが、他の日本の観光地と違いヨーロッパから来ている白人がほとんどで、しかもアートに興味がある人しか来てないので民度は高い。

 

あまりにも有名な例のアレです。

 

 砂に埋もれた恵比寿神社の鳥居と地蔵

 

直島の現代アートも良かったが、私にはこの砂に埋もれた鳥居と地蔵が一番面白かった。この鳥居はかなり古いもののようだが、なぜ砂に埋もれているのかは不明。空模様も初詣のおかげで、神様が私好みにアレンジしてくれたと勝手に解釈。

 

鳥居の上には無数の石が置かれている

 

 普段なら無数の漁船が行き交う凪の瀬戸内海だが、正月なのでほとんど見ない。

 

この日から、届いたばかりのFujinon 50mm f1.4(M42)をX-T1に付けて撮影したのだが、このレンズはアトムレンズなので、かなり黄変を通り越してブラウンに変色。なので、かなり色調はアンバーに色が転んでしまっている。すべて開放で撮影しているので残存収差があり周辺光量も落ちるので、私にとっては都合の良いレンズ。上海に戻ったらUV照射で透明に蘇らせてやる。

Fujinon 50mm f1.4(M42) X-T1

 

コメント (2)
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