徒手空拳のピクルス作り

前略　いしころとまと様

あまりの猛暑に

冬眠ならぬ「夏眠」していましたところ

急に寒くなり目が覚めました。

浦島太郎のような気分で外に出てみますと、

夏のあいだは暑さのためか
ほとんど実をつけなかったミニトマトが

枝もたわわに青いトマトの実を付けていたのでした。

そういえば、いしころさんのブログに、確か

「青いトマトは美味しいビールのつまみになる」ってあったような…

ありました、ありました　

「捨てる所はありません。」＝2007年11月13日＝です。

生まれてこの方

タテの物をヨコにしたこともない、もの草ではありますが

霜月だというのに

鈴なりの青いトマトさんの労には報いねばなりませぬ。

ということで、レシピ拝読。

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材料　  漬け汁・・水200m　白ワインビネガ－400m　塩１５㌘　胡椒強め
      　  未熟な青トマト６００㌘。

作り方　漬け汁の材料を鍋に入れ一煮立ちさせる。

          熱いうちにトマトをそのまま入れて、涼しいところにおいておく。

          １週間から食べられ、１ヶ月頃が食べ頃。

          冷蔵保存すると３ヶ月位保存が可能です。

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★えーと、まず「水200ｍ」と。

水200「メートル」は長いなぁ～ 

手元には、50cmの物差ししかないけれど、

美味しいビールのつまみのためならば、

400回だろうとやるしかないかぁ～

いざ、

１、２、３、…、233、235、236、…、398、399、400。

★次に「白ワインビネガー400ｍ」ね。

400「メートル」って、200ｍの２倍じゃ～ん！              

もの草、もうヘトヘトなんですけどぉ～  　   

ところで「白ワインビネガー」って、なに？

えっ、「ビネガー」って「酢」のことなの。

英語でvinegarね、知らなかった（冷汗） 

いしころさんのおかげで、またひとつ賢くなりました。

持つべきものは、才媛（菜園）の友。

スーパーで手に入るの？

あっそう、じゃ買って来る　

ということで、

スーパーの店内を徘徊すること、約５分。

調味料コーナーの片隅で「白ワインビネガー」さんとご対面　

オオッ、

「白ワインビネガー」さんて、クールっすねぇ～　

雰囲気としてはこんな感じ↓

 

ジャズが流れるバーで…　

「きのう、どこにいたの？」

「そんな昔の事は、覚えていない」

「あす、会える？」

「そんな先の事は、わからない」って感じです　

★続いて、塩１５グラムに青いトマト６００グラム、と。

塩さんもトマトさんも、メタボに注意ということで   

量りに乗って適正体重に…

 

【カリンさんは、友情出演です】

★そして、最後は「胡椒強め」ですね。

しかし、この「胡椒強め」の「め」が難物です。

パッ、パッ、パッ。パッ、では

「め」ではなく「の」のような気がするし

かといって

パッ、パッ、パッ。パッ、パッ、と振ると

「め」を通り越して「ぬ」になってしまいそうな…

「ぬ」になったら、食べられ「ぬ」、ナンテネ　

★右往左往・紆余曲折の末、やっと出来上がり。

あたたかな漬け汁の中で、

笑みがこぼれる、温泉気分の青トマトさん御一行　

★あとは、生来のものぐさに戻り、果報は寝て待つことと致します　　

 

以上、近況報告かたがた、お礼まで。

向寒の候、どうぞご自愛くださいますよう、草々

                                   －もの草たろう　－