夏の畑「オナーズヒル北高森」編

 

「多肉植物と、フランネルソウ、そして西洋野菜ビーツの寄せ植え」

＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊

 

 

今日、郵便受けを見てみると、ベネッセから私宛の雑誌。

中にはガーデニング界では最高峰の雑誌といわれている

ガーデン雑誌「BISES」。

考えることしばし。。。

「ああ・・・そういえば

『全国お勧めのナーセリー＆ガーデンショップ』について

取材を受けていたんだっけ。」と思い出し

誌面を開くと、載っておりました。

色鮮やかな野菜の写真と共に、わたしのの一言メッセージが。

紹介したのは

藤田種子株式会社と

「たねの森」→　http://www.ways.co.jp/fs/ws01/c/gr298

種類が豊富な藤田種子さんと、

農薬や化学肥料を使わずに栽培され、自家採種できる種を

販売している「たねの森」

よかったら、BISES（ビズ）２０１０年8月号の135ページ

こちらのページもご覧になって下さい。

 

さて、北高森オナーズヒルの2区画の畑。

その後の様子をご紹介したいと思います。

「東北ミサワホーム」が分譲を進めている

北高森オナーズヒルの宅地分譲地、

来訪者が大変多く、大盛況とのこと

どんな畑を作っていこうか？と考えて・・・

まず、

①街のシンボルツリーが・・・真っ赤な実がつく庭でも作りやすい

「ジューンベリー」であること。　

 

②そして、若いご夫婦の来訪者が多いということですので

 

「若いご夫婦がお子さんと一緒に楽しめる」　　

心ウキウキするような畑を作っていこうと考えました。

シンボルツリーのジューンベリーをイメージして

2区画のひとつは

真っ赤な実を表す「赤のイメージ」

そしてもう一つは

みずみずしい葉っぱを表す「みどりのイメージ」で

作ろうと考えて・・・

 

 

 

このように作り始めました。

最初の取りかかりは「全体のイメージ作り」です。

作り始めると

意外と「思っていたイメージ通り」に作れない事が多いので

全体のイメージが思った通りになるのか

こんな感じに模索しながら作ってみました。

赤い支柱は普通のいぼ竹を赤くペイントしたもの。

ちなみに花野果村は

成熟したわたしをイメージして　

紫の支柱などを使った

大人っぽい紫色を基調に作り上げております。

 

 

 

正面から見るとこんな感じ。

これなら楽しそうなイメージになりそう。。。

そう勝手に納得して、畑の作業を1人楽しく続けていきます　

 

こんな可愛いオブジェが見守る中、黙々と作業が続いていきます。

これから「宅地と住宅を購入なさる若いご夫婦」に

「経済的な負担が掛からず、毎日の庭生活が楽しくなるような」

そこら辺の百円ショップやDIYショップで

身近に購入できるような資材で作っていきます。

お金をかければいくらでもかけられるのがガーデニング　の世界　

トレリスなども園芸店で買えば

いくらでも素敵なものがいっぱいありますが

それって、やっぱりつまらないかな？　

支柱ひとつだって、子どもと一緒に色を塗ったり　　　

支柱を組み合わせて、トレリスもどきを作ったり　　

種を撒くところから苗を育てて

芽がぽこぽこ土から頭を出すのを

親子で観察、楽しんだり　　　

 

最後はやっぱりわたしの大好きな

「手作り感のある庭のイメージ」が

心の中でどんどん膨らんでいきます。

 

 

畑に植える野菜たちも庭で用意して・・・

 

上の2つは、どちらもインゲン豆の種まきの様子です。

発芽の状態を見るとおもしろい。

上の緑色の葉っぱは「紫インゲン」といって、

20㎝くらいの長い紫インゲンがなります。

そして下の、ちょっとまだらなおまめから発芽しているのは

「やらずまめ」といって、「あまり美味しいので人にやりたくない！」と

名前が付けられた福岡の方の在来種で

「たねの森」から購入したものだったと思います。

 

 

 家もあまり建ってなくやませの風も強いので

支柱が倒れないようにと、みどりのまっすぐな支柱を合掌づくりにして、

「紫インゲン」と「やらず豆」の植え付けをしました。

この前に植えられているのは

漬け物に最適な「水茄子」と「伏見唐辛子」

伏見唐辛子は甘味種で「ひもとう」とか「伏見甘」といわれ

果肉が軟らかくて甘いのが特色

決して！！激辛ハバネロなどは植えません

 ハバネロおかあさん　2007年12月の恐るべき事件 

又、ハンバーグに入れると本格的なハンバーグの香りが楽しめる

色も美しい「パープルセージ」と

アカシソジュース用にと「アカシソ」を植え込みました。

そして畑右端手前には・・・

 

 

「空心菜」・・・別名アサガオ菜の苗を植え込みました。

発芽した葉っぱが、アサガオの葉っぱによく似ております。

空心菜は東南アジアが原産地なので、蒸し暑い夏には

栽培もしやすく夏ばて予防にも最適な野菜です。

挿し木だって簡単にできちゃいます。

本場の中華料理屋でも出てくるシャキシャキ感いっぱいの

空心菜のオイスター炒め美味しいですよね　

 

 

赤の畑には・・・

やはり暑さに強い、エジプト原産の「モロヘイヤ」

トマトと相性のとってもよい「バジル」

薬味として重宝する、普通の「アオシソ」

そしてハーブティーに最適な

レモンの香りが爽やかな「レモンバーベナ」などが植えられております。

後ろの赤くぬった・・・支柱には

何が植えられるかといいますと・・・

 

 この弁当のサラダに上に載せている「マイクロトマト」の苗を

植え付けました。パチンコ玉の大きさの小さな小さなトマトです。

といっても、もう既に苗は時期的に入手不可。

お話しのあった2週間ほど前に

挿し木をしていたマイクロトマトの苗が

しっかりと根を張っていたので、

これはラッキーと植え付けしました。

 

 

 

我が家の食卓もかなり夏らしい様相になってきました

鰺を3枚におろしてカラッと揚げ

それにズッキーニ・サツマイモ・パプリカのあんかけを

かけました。

奥の紫の物体・・・昨年主茎を折ってしまいながら

葉っぱが綺麗だとそのまま残していたら

「紫色の小さなカリフラワー」がいっぱいなっておりました。

 

エビ以外は庭からとった野菜で作った生春巻き

紫蘇の葉っぱに、ニラとエビと葉ネギをのせ

梅干し味噌をのせて、生春巻きの皮で巻いたものです。

 

 

 

収穫したいろいろベリー類を使った

「きらきらワインゼリー寄せ　」

ラズベリー・グーズベリー・ブルーベリー・アカスグリ

ベリー類は背が低かったり、誘引ができたりと

家庭でとっても作りやすい果物たちです。

今日テレビを見ていたら　

宮城はゼリーの消費が日本一とのことで

ゼリーのコンテストが開催されたそう。

特賞を取ったのが

わたしが作ったのと同じくワインゼリーと

グレープフルーツなどの果物で作り上げておりましたが 

夏らしく爽やかなゼリー菓子は

のどごしがスルッと

食欲のない夏にはとっても最適ですよね