読書日和

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贈り歌

2012-11-04 17:01:39 | ウェブ日記
秋の月

清く輝く

美しき

この道照らす

宵の向日葵

贈り歌・第二歌


先日の祖母の「上の句」、私の「下の句」で作った「合わせ歌」に続いて、もう一句贈り歌を作りました。
色々な意味を込めています。

俳句や短歌の良いところは「5、7、5」や「5、7、5、7、7」の短い枠の中で、実に色々な表現が出来ることです。
文が短いだけに、いかにして伝えたいことを言葉にするか、表現に工夫を凝らします。
なので昔の人の俳句や短歌を見ると、最初はよく分からなかったものが、何度か眺めているうちに随分と深い意味が込められているのに気付かされることがあります。
情景が思い浮かんだりもしますね。

先日の合わせ歌の「上の句」となった祖母の「朝焼けも 見事に染まり あかね雲」も、きっとこんな時に詠んだ句なのだろう、とその場面が思い浮かぶような一句でした。
短い言葉の中から色々なことを感じ取れるのが俳句や短歌の醍醐味だなと思います。
そういった感性はぜひ研ぎ澄ましていきたいものです。