ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

タダほど疲れるモノハナイ。

2019-10-03 17:47:57 | Weblog


すみませーん!すみませーん!

おから、ありますかぁ!!!?

おから、くれませんかぁ!!!?

すみませーん!すみませーん!

だれか、おからくれませんかぁ!!!?

たとえば、豆腐屋の前で叫んでみる。


おからとは、豆腐を作るときに出る大豆の搾りカス。産業廃棄物。豆腐屋は、おからを、ゴミ業者にお金を払って引き取ってもらう。おからとは、ゴミである。ゴミであったりもする。食べたりもする。ははは。隣町の小川町の名物におからドーナツがある。食べたりもする。捨てたりもする。

だから、豆腐屋の前で叫んでみるのである。

すみませーん!すみませーん!

捨てるおから、タダでくださーい!


そんなわけで、今日は木曜日。

豆腐屋さんがおからをくれると約束をしてくれた日。30キロのおからをジムニー号に載せて運ぶ日。なのである。

9時に行くと言ったのに、9時半に起きた。ははは。良くある。良くある。

豆腐屋は早起き過ぎて、たぶん9時と10時の違いなんて分からないと思うから、そんなことは気にしない。

隣町の豆腐屋へ。

裏へ回ると、僕が頼んだ30キロのおからが用意されていた。ゴミ置場に。ははは。
ゴミと書かれたゴミ袋に、ゴミのおからが30キロ詰まっている。・・・重そうだなぁ。

ジムニー号を豆腐屋の裏へ回して、30キロのおからを荷台に積み込む。

あのさぁ、ゴミ袋に30キロの半液体を詰め込むとどうなると思う?

やばいって。ヘニャヘニャの30キロ。持てないって。そして、なんと、知らなかった。ゴミのおから、熱い。こちらは半袖。熱々のおから。腕に・・・密着。あちちちちち。おもももももも。へにゃにゃにゃにゃ。

なんとかならないのか?

30キロを積み込んだ。一袋。

ゴミ置場に、ゴミのおからの袋が・・・まだある。

豆腐屋のにーちゃんに聞いてみた。

ねぇ、これも捨てるの?貰っていい?

にーちゃんは言う。

「いいよ」

うしししし。おから、ゲット。余計にゲット。

ふた袋余計に貰った。合計3袋。約100キロ。

一袋、ズバ抜けて重いおからがあった。あぶねかった。腰が抜けるかと思った。ゴミ袋が破けたら、豆腐屋の裏におからを40キロバラまくところだった。初めてにして出入り禁止にされるところだった。

なんとかならないのかねぇ?
もう少し小分けにするとかさぁ・・・。

いいなぁ、タダって。嬉しいなぁ、タダって。

おからアタック、無事に終了です。

さぁ、帰ろう。

つづく



天才アルキニストの足の話。3

2019-10-02 23:18:21 | Weblog


たとえば、つい最近、肋骨を二本折ったという話を書いた。
これは自己診断である。病院へは行っていない。だから、嘘かもしれない。

がしかし、なぜ肋骨が折れていると自己診断したかというと、肋骨を折ったことがあるからである。そう、肋骨が折れるとどうなるかを知っているのである。
だから、まぁ、「あぁ、これは肋骨、いっちゃったな」的な診断が出来るのである。嘘かもしれないけど。

さて、スネの痛みの話。

当初から、予感はあった。痛みの具合から予想はしていた。

たぶん、疲労骨折だと思う。たぶん、折れていると思うよ。脛骨が。脛骨っていうのは、スネの骨ね。

でも、スネの骨を折ったことがないし、疲労骨折もしたことがないから、あくまでも、多分。多分、折れている。

たとえば、肋骨が折れても病院へは行かない。行っても何もしてくれないから。
たとえば、足の甲に大火傷を負っても、病院へは行かない。やってくれることなどたかが知れてるから。
たとえば、腰痛で動けなくなったとしてと、病院へは行かない。痛み止めを打たれて安静にしてなさいと言われるだけだから。

たとえば僕は、そんな風に生きている。そんな風に生きてきてし、そんな風に生きている。

でも、こういう時は思ってしまうよね。あぁ、病院へ行ってレントゲンを撮ってもらいたい。脛骨が疲労骨折をしている写真を見てみたい。そして、何かしらの処置をしてもらって、次に疲労骨折をした時に活かしたい。

とかね。

でもね、病院へは行かない。だって、こんなもの、放っておけば治るのだから。

信じるのは、人間の持つ、自然治癒力。

今日は、畑にいる時から、すごく痛かった。すごくね。
今日は歩くのは辞めようと思ってました。あまりに痛いから。

でもね、さっきね、「やっぱり歩くか!」と思ってさ、軽く着替えて、颯爽と出かけたよね。

50メートルくらいかな。引き返したね。あまりに痛くて。50メートルを戻ってくるのに苦労するくらい。

あぁ、これは・・・間違いなく折れてるな。ってね。

疲労骨折しているとして、疲労骨折をしている足で、この六日間で60キロくらい歩いてしまった。そう、骨折しているとしたら歩き過ぎだ。骨折しているとしたらね。

さぁ、今夜は安静にしよう。

明日の朝起きて、腫れが収まってたら、その時に歩こう。
そういうフレキシブルさが大事だ。

あぁ、早く治らないかなぁ、足。

なんだかなぁ、腫れのボッコリがひどくなってるなぁ。

おわり。

天才アルキニストの足の話。2

2019-10-02 23:07:00 | Weblog


左足のスネの辺りに激痛が!の話の続きね。

そう、これは痛い痛いブログだから。そこんとこよろしく。

僕は、なんだか色々なアレルギーを持っていて、そのうちの一つはビワ。ビワを食べると、気道が狭まって息が出来なくなる。なんでかな?死んでしまうかもしれない。ビワ、怖い。

そのうちの一つは、鎮痛剤。鎮痛剤を飲むと顔の右半分が腫れる。バファリンとかロキソニンとか、そういう類のもの。頭痛が起きても鎮痛剤は飲めない。ただただ耐えるしかない。

さて、スネの話。

スネが痛くても、歩けないわけではない。畑仕事に行けないほどのことではない。だから、生活は変わらない。
畑へ行って、死ぬほど動いて汗をかいて、夜は歩く。
歩くのは辛い。痛いから辛い。だから、コースを変えたりする。坂道を避けて、なるべく平地を選んで10キロとか。
痛いのになぜ歩く?それはね、歩いた方が治りが早いってことがあるからさ。歩けば怪我の箇所の周りの筋肉が鍛えられて、さらに無敵になるかもしれないだろ?とかね。

基本的に痛いのだけど、少し収まったり、すごく痛くなったりを繰り返しながら、毎日を過ごす。

しかしなぜだろうか?
全然痛みが引かないじゃないか。こんなに頑張ってるのに。

痛くない右足のスネと、痛い左足のスネを触って比べてみた。

「すげぇ腫れてんじゃーん!」

左足のスネの下の方が、ボッコリと腫れている。これはまずいな。怪我だな、これは。どうするっかな。

湿布だ。腫れたら湿布と、相場は決まっている。しかしあれだ・・・湿布には鎮痛剤が入っているじゃないか。まずいな、これは。どうするっかな・・・。

貼った。湿布。痛いから。

湿布を貼るくらい痛い。つまり、相当痛い。ははは。まいったな。

つづく。

天才アルキニストの足の話。

2019-10-02 22:51:05 | Weblog


何日か前の話。

今日は15キロ歩くぞ〜!という強い決意のもと、歩き始める。

歩き始めて100メートルくらいのところで、右足首に痛みが・・・。

どのくらい痛いかと言うと、「ちょっとやばいな・・・引き返すかな?」というくらいの痛み。結構痛い。
実のところ、右足首の痛みは、その数日前からあり、その痛みがひどくなったという感じ。

でもまぁ、足首が痛いくらいで引き返していたら、歩くのをやめていたれ、アルキニストとしてよ面目が立たないではないか。

ということで、引き返すこともなく先に進む。どう進むかというのが大事なのである。右足首が痛くない歩き方を探しながら歩くのである。

5キロを過ぎた辺りだろうか・・・右足首の痛みが消えた。

「やった!」

足首が痛くない歩き方を見つけた。というわけである。天才。やっぱり、天才は、何をやらせても天才なのだ。よかった、天才で。良かったよ、天才で。

天才は歩き続ける。5キロから10キロまで、なんの痛みもなく歩く。

「15キロなんて余裕だぜ。だって、僕は、天才アルキニスト」

10キロを過ぎた辺りで、なんと、なんと、左足が痛くなった。スネ辺りか?激痛。なんと、なんと、さっきまで痛かった右足首の痛みの100倍くらいの激痛。いや、一億倍かもな。

まいったなぁ。もう、どんな歩き方をしても痛い。痛いものは痛い。速く歩いても、ゆっくり歩いても痛い。

どんなに痛くとも、帰らないわけにはいかないので、「イテテテ」「イテテテ」と呟きながら、なんとかかんとか帰宅した。

まぁ、こんなもの、寝れば治る。

つづく。

へんてこりんへんてこりん

2019-09-20 14:36:58 | Weblog


あのねぇ、朝の6時前に畑へ行ったわけ。

例の、腐葉土にヌカを混ぜて発酵させて肥料にする計画の場所に、ちょー怖いキノコが生えていたんだよ。2種類。

おかしいなぁ。椎茸の菌はどこへいったのかなぁ?
なんで、シイタケじゃないじゃんキノコばかりが生えるのかなぁ?

おかしいよなぁ・・・。


あのさ、メールが来るわけ。ヤフーとかから。つくさん。
クジが引けますとか。ハズレなしですよ!とか。

やるじゃない。ポチっとなって。Tポイント1ポイント当たり!とか。

塵も積もれば山となる山となるの?知らないけど。山となる前に、期間固定ポイントで消失しちゃうんじゃないの?とか。

あぁ、クジ引いて損した。とか。

この前、「ハズレなし!」って書いてあったから、懲りずにまたポチっとなってしたら「50パーセントオフクーポンが当たったよ!」ってね。何が?ってね。

頭にくるけど、ちょっと気になったから「何が50パーセントオフなのかなぁ?ってなって、ちょっと見てみた。

そしたら、バームクーヘンが50パーセントオフだった。

「ほぉ、バームクーヘンねぇ。1000円のバームクーヘンが500円で買えるとか?」とかね。バームクーヘン、嫌いじゃないし。買わないけど、絶対。

そしたらさ、50パーセントオフだから、3000円で買えますよ!お客さん!みたいになってるから、目をパチクリさせて、「えっ?」てなったりしてね。

定価6000円なの。バームクーヘン。バームクーヘン・・・6000円なの。定価。

ねぇ、そんなことある?そりやぁ、ないことはないけど。

バカじゃないの?6000円のバームクーヘンを買えるブルジョワ諸君には是非是非早急にくたばってほしい。とかね。思ってないけど。食べてくださいよぉ〜6000円のバームクーヘン。半額じゃなくて、ちゃんと6000円で買って食べてね。

まぁ、それはいいんだけど。

新生銀行っていう銀行からメールが来たの。

僕のことをブルジョワだと思ってるのかどうかは知らないけれど、「ブラックカードかチタニウムカードを作りませんか?」というお誘いのメールね。

ブラックカード・・・かっこいいじゃん。とかなるでしょ?やっぱりチタニウムカードよりブラックカードでしょ?とかね。よくわかんないけど。

でもなぁ、年会費とか無料じゃないしなぁ、絶対。年会費とか一万円とかするだろうしなぁ。どうするっかなぁ?困ったなぁ・・・とかね。

でもまぁ、ちょっと気になったりするじゃない?ブラックカード。よくわかんないけど。年会費いくらかなぁ?とか。審査、通るかなぁ?とか。

で、ブラックカードのところをポチっとなってしたりするわけ。

ブラックカードの年会費のところね。
いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、じゅうまん・・・

「じゅうまん?」

何かの間違いかと思ったよ。そういうもんなの?ブラックカードって。そういうもんなんだ。知らないけど。

カード年会費、10万円。

もう、ほんとにくたばって欲しいよブルジョワジー。全然思ってないけど。ほんとに思ってないけど。

なんか、ヘンテコな世界だなぁ。

まぁ、そんなことはいいとして

「お腹減ったなぁ」


博士になるか、死ぬか、の二択だよ。

2019-09-20 00:47:21 | Weblog


あのね、危うく命を落とすところだったっていうどうでもいい話を一つ。

あのね、畑に腐葉土を撒いているという話は何度も書いている。

あとね、その腐葉土ってのは、椎茸の廃菌床から出来たものだってことも何度も書いている。

ナスの畝の肩辺りに、キノコが生えていた。

「あっ、キノコ!」

これは椎茸に違いない。間違いない。だって、だって、ここには椎茸の廃菌床の残骸を撒いているんだから。つまり、椎茸以外のキノコが生えるわけがない。

「よし、あとで食べてやるからな、キノコくん。いや、シイタケくん」

そんなことを思いながら、キノコくん、いや、シイタケくんのことをすっかり忘れていた。四日くらい。

いやもう、ビックリしたのなんのって。

シイタケくん、いや、キノコくん。25センチくらいになっていた。
いや、もう、気持ち悪いのなんのって・・・

「なんだこれ?シイタケくんじゃないじゃん」

裏も表も、気持ち悪いのなんのって・・・。

いや、よくわかんないんだけど。もしかしたら、シイタケくんなのかもしれないけれど・・・キノコって、そもそも危ないじゃんか。

椎茸っぽくない椎茸じゃないキノコをシイタケだと思って食べて、「それはシイタケではありません、毒キノコです」って毒に当たったら・・・もうそいつは、バカじゃんか。

あぶねかったなぁ。あぁ、あぶねかった。

いや、もしかしたら、シイタケくんだったのかもしれないけどね。こんなところでリスクを冒して死ぬわけにはいかないのだよ、僕は。

何キノコだったのかなぁ?

キノコに詳しくなりたいなぁ。

気になるなぁ。

何キノコだったのかなぁ・・・。

いやしかし、巨大なキノコって、ちょっと怖い。

小顔の女の子の顔よりも、大きなキノコだったよ。

キノコの本、買うかな。目指すかな、キノコ博士。


幸せは、ここにある。

2019-09-08 10:17:26 | Weblog


朝の5時過ぎ、少し暗いうちから畑へ出る。出ている。今日は暑いなぁ。

田舎の人は、玄米で米を買う。これは偏見。玄米でお米を買う率が高いと思う。偏見か?

精米所で、玄米を白米に精米する。精米するとヌカが出る。米ヌカ。
普通の人は、米ヌカは要らない。米ヌカの使い道なんてない。だから、米ヌカは置いていく。白米だけを持って帰り、白米を食べる。おいしいなぁ、白米って言ったりしながら、白米を食べる。

がしかし、栄養は米ヌカの中にある。白米だけを食べる人は、栄養を摂取していない。ダメだなぁ。もったいないなぁ。
米ヌカを取り除いた白米の中には、糖質とか脂質とか、身体にあまり良くないものばかりが残り、それを、美味しいなぁと言ってバクバク食べて、むかしのひとはみんな脚気になって死んだ。と、司馬遼太郎の「菜の花の沖」に書いてあった。

玄米を食べましょう。身体にいいよ。

精米所に置き去りにされた米ヌカを集めに行くことを、米ヌカをアタックと呼んでいる。

早朝から米ヌカアタックに出かけた。日曜日の朝、土曜日に精米をした人の米ヌカが大量にあるんじゃないか?という予想のもと。

あった。ガラ袋に一袋半。まぁまぁあった。明日も行こう。日曜日に精米をした人の米ヌカが大量にあるんじゃないかという予想のもと。

米ヌカがたまったら肥料を作る。またあの肥料混ぜ混ぜ地獄が待っている。はぁぁぁと、ため息一つ。

台風が来る。

台風に備えて・・・特にすることがない。きっと、みーんな、何もかも倒されて、水浸しにされて・・・だから、特に備えてすることはない。やられるがままなのである。そういうものなのである。自然には勝てないし、立ち向かってもやられるだけなので、何もしないのである。風にたなびく稲穂のように。

そんなわけで、ただいま腐葉土アタック中。台風でぐしょ濡れになると、腐葉土も集めにくくなってしまう。だから、今、腐葉土アタックをしているのです。暑い・・・。汗が流れる。なにやってんだ、おれ?と300回くらい思ったりしながら・・・。

そろそろ涼しくなってくるだろうから、椎茸栽培を再開したい。椎茸が食べたい。ずーっと椎茸を食べていたい。

椎茸は身体にいいんだよ。

みんな、椎茸を食べましょう。

さて、休憩は終わりだ。

午後からは雨だ。台風だ。

あと10袋。腐葉土を袋に詰めて、車に積んで、畑でドバーッとばら撒いて、さぁ、お家へ帰ろう。

暑いけど、ホットコーヒー。ブラジル、さくらブルボン。自家焙煎深煎り。美味しい。こんなに美味しい珈琲を飲みながら、汗だくで腐葉土を集められるなんて・・・幸せだなぁ。

ウグイスアタック、

2019-09-07 02:11:11 | Weblog


知り合いの椎茸農家の所へ廃菌床腐葉土を取りに行くことを、腐葉土アタックと呼んでいる。自分で、密かに。

腐葉土をガラ袋に12から14袋。一袋20キロくらい詰めるとして、250キロから300キロくらいの腐葉土をジムニー号に積み込む。これ、過酷。

椎茸農家の裏庭みたいな場所は、そばに沼地があり、雑木林があり、風は抜けず、蚊が多い。なんとなく、最悪な場所。とにかく暑い。たった三袋詰めて積んだだけで、休憩を入れたりする。そのくらい辛い。

最近は毎日腐葉土アタックをしている。なぜならば、実験中だからなのである。

腐葉土は肥料ではない。肥料成分はほぼない。
では、腐葉土とは何か?何か?というより何のために使うか?だな。
腐葉土とは、土に活力を与えるものである。たぶん。腐葉土とは、土に、なんとなく、いいものである。たぶん、そんな気がする。

オオホリジージなんかは、僕の畑の土を見てこう言う。

「おにーちゃんの畑の土は、なんか変なものを色々と入れてるから、いいなぁ。おれのところはサラサラしちゃっててダメだ」

そう。色々入れている。変なものは入れていない。良いものを色々と入れている。有機物を入れている。もみ殻とか、もみ殻を炭にした燻炭とか、発酵させた米ヌカとか菜種の油粕とか。有機物を土に混ぜると、時間とともに土の栄養になる。虫が増える。悪い虫も増えるが良い虫も増える。害虫と益虫。バランスが大事。

腐葉土を肥料に変えられないか?
これが、今やっている実験である。

小山のように積んだ腐葉土に米ヌカを混ぜる。
米ヌカには肥料分がある。ただ、米ヌカは発酵させないと肥料としては使えない。

雨が降る。腐葉土と米ヌカが濡れる。米ヌカは濡れると発酵し始める。熱を出す。すごく熱くなる。湯気が出る。たまに混ぜる。ボワーッと湯気が出る。60度とか70度になるらしい。かなり熱い
たぶん、ふた月くらい待つ。混ぜながら待つ。

たぶん、腐葉土米ヌカボカシという肥料が出来上がるんじゃないか?と思う。

腐葉土をタダで貰ってきて、米ヌカもタダで集めてきて、完全無料有機肥料の出来上がり!という狙いなのである。どうなんだろうか?合っているのだろうか?・・・わからないけど。たぶん出来ると思うんだけど。

オオホリジージネタを一つ。

今日、腐葉土アタックの最中、まんのう鍬が壊れた。腐葉土の中に埋まった樹を掘り返そうとしたら、折れた。ガビーンとなった。
ホームセンターで980円くらいで買ったまんのう鍬だし、四年くらい使ってるし、この前先っぽが抜けて自分でクサビを入れて直したりしたヤツだからもう寿命か・・・などと思ったりするのだけれど。

家に帰って来て、「あっ、まんのう鍬を直そう!」と思い、ノコギリで折れた柄の先を切り、コンコン叩いたりなんだりして直した。直った。しばらく使えそうだ。たぶん。

そう。僕のまんのう鍬の柄は、変な色。なぜか?

ある日のこと。畑へ行くと、僕の農具、まんのう鍬、普通の鍬、熊手みたいな形をしたレーキの三点セットの柄が、全部ウグイス色に塗られていた。

「なんだ!これは!」と思った。

オオホリジージが来て言った。

「小屋の棚を塗ったついでに、にーちゃんのも塗ってやったぞ」

おーーーー!なんでだ!なんで勝手に塗るんだ!しかもウグイス色に!なんでなんだ!ウグイス色に!

それからもう二年くらい、僕の農具はずっとウグイス色。

ペンキで塗ると腐らない。だから、ウグイス色だとしても、腐らないから、塗ってもらえてありがたい・・・とも言える。いや、確実にありがたい。

でも、気づいてしまった。

オーホリジージ、自分の農具の柄は塗ってない。ウグイス色に塗ってない。

おまえ!自分のは塗ってないじゃーん!

なんなんだ?いったい。なんで、おれのだけ、ウグイス色なんだ?

わがとなのか?わざとなのか?

さて、明日も、早朝から、腐葉土アタック、するかな・・・しないかな・・・。

白線がなければ、逆走とは言わない。の?

2019-09-05 20:36:50 | Weblog


オオホリジージネタをもう一つ。

オオホリジージが言う。

「にーちゃん、カインズホームあるだろ?」

ある。

「カインズホームから出る時に、うちらは右に行くだろ?」

うん、行く。

「左側に信号があって、みんなそっちから来るだろ?」

うん、来る。

「あれな、どっちの車が優先なんだ?」

ん?

どういう意味だ?

「だから、うちらが右に行くだろ?向こうは左から来て、うちらがいる方へ曲がって来るだろ?ああいう丁字路はどっちの車が優先なんだ?」

ん?何を言ってるのかな?キミは?

ジージ、カインズホームの駐車場は道じゃないんだよ。つまり、そこは丁字路ではない。駐車場から一般道へ出るんだから、こっちが優先のわけないだろ?

「でもよ、こっちが先に行った方が向こうが駐車場へ入りやすいだろ?」

そういう問題ではない。それはあくまでも、向こうが「お先にどうぞ」と行った場合の話であって、「こっちが優先じゃあ!」と出て行けば、確実にぶつかるぞ。って言う話だよ?

何を言っているんだキミは?

オオホリジージは、78歳くらい。たぶん。


日本中で高齢化が進んでいる。

嵐山町の高齢化もハンパではない。

白線のない道、結構広い道、道の真ん中どころか、右側寄りを走る車なんぞはザラにいる。ぶつかるぅ!と何度も思う。すまし顔で運転をするおばあちゃん・・・の顔を、すれ違いざまに見る。全然ビビってない。すげえなぁ、と思う。

車がなければ生きていけない。きっと生きていけないわけなどないが、生きていけないと思っていると思う。なぜなら不便だから。バスはないし、スーパーマーケットは潰れるし。役場は山の上にあるし。駅も坂の上だし。

80歳だって、運転する。
田舎だから人が少ないのが幸いだと?
そう言えなくもない。
がしかし、人が少ないので、みんなスピードを出す。平気で100キロくらい出す。
80歳の100キロは怖いよ。
100キロの右側通行は・・・想像を絶するくらい怖い。

さて、5年後の世界を想像してみよう。

今、ギリギリ運転している世代が運転免許を、こぞって返納する頃だ。
タクシー初乗り無料券などが町から配布されるらしい。そういうのを使って買い物へ行ったりするらしい。
がしかし、がしかし、がしかし、嵐山町にはタクシーが4台くらいしかない。もちろん、駅のロータリーに一台のタクシーもいない時なんてザラである。

さて、どうなるんだろう?5年後の世界。
どうするんだろう?町政は。
スーパーマーケットが潰れても、バスが廃止されても、遠くのスーパーへ車で行けばいいと言っていたギリギリ運転世代。その時になって初めて文句を言い始めるんだろうか?

実に、興味深い。興味深いのであります。

道しるべ?

2019-09-05 10:39:19 | Weblog


今日は5時半から畑にいたりして。
今は要らないものを適当に燃やしたりして。
暑かったりして。いや、熱かったりして。

となりの畑のオオホリジージが8時頃に畑にやって来た。

「玉ねぎのタネを蒔いたぞ」と言っていた。

僕は「へぇ」とか言いながら、ちょっと首を傾げる。

あれ?昨日、玉ねぎの話をしたのはオオホリジージじゃなかったっけな?と思ったりする。

昨日。

僕はオオホリジージにこう聞いたはずだ。

「じーじ、玉ねぎのタネ蒔かないの?去年は今頃蒔いたでしょ?」

オオホリジージは言う。

「去年は蒔くのが早すぎて、苗が大きくなり過ぎたから、今年は10月になってから蒔くぞ」

確か、昨日、そう言っていたはずなんだけどな。

まぁ、いいか、とも思うのだが・・・。ちょっと腑に落ちないなぁ。とかね。

オオホリジージ、78歳くらい。たぶん。

もしかしたら、蒔いたのは「玉ねぎ」のタネではないのかもしれない。
昨日も、キャベツの苗を指差しながら白菜の話をずっとしていたし。いつもどんな時もハサミを探しているし。蒔いたのは玉ねぎのタネではないのかもしれない。
そもそも、去年のオオホリジージの玉ねぎの苗は、全然育ち過ぎてなんかいやしなかった。

オオホリジージに聞いてみた。

「ねぇ、昨日、玉ねぎの話、したよね?」

ん?玉ねぎ?

「ねぇ、昨日さ、玉ねぎはまだ蒔かないって話をしたよね?」

ん?

「ねぇ、なんなの?」

実際、玉ねぎのタネを蒔いたらしい。昨日の昨日で。
僕が思うに・・・僕との話で、玉ねぎのことを思い出したのかもしれない。

まぁ、いいんだけど。混乱するから、やめて欲しい。

オオホリジージが、白菜のタネを蒔いたそうだ。

ダメだダメだとしきりに言っている。
何がダメかと言うと。

白菜には、育成の期間別に種類がある。例えば、60日で収穫できるもの、90日で収穫できるもの、などなど。

オオホリジージは60日と90日を蒔いた。

90日白菜の芽が出たそうだ。そしてしきりに言う。60日はダメだ。60日はダメだ。蒔き直しだ。蒔き直しだ。芽が出ない。芽が出ない。

オオホリジージ、78歳くらい。たぶん。

タネを蒔いたカップを両手に持って、僕のところへやって来た。

「ほれ、見てみろ。90日は出たのに60日は出ないぞ」

僕はさっきからずーっと言っている。

「もう少し待ちなさい。だって、蒔いたばっかりじゃないか」

オオホリジージが手に持っているカップに「白菜60日」と書いた札が挿さっている。

下の方に日付が書いてある。覗き込んでみた。

9/3とある。

今日は9/5である。

「まだ二日じゃねーか!いい加減にしろ!」


オオホリジージ、去年のこと。

白菜の芽が出ないので、たくさん蒔き直したそうだ。そうしたら、結局全部芽が出て、150鉢くらいの白菜の苗が出来上がったそうだ。そもそとオオホリジージは10本ほどしか要らないので、色んな人にあげまくったらしい。
その話を、僕は、今年だけで、80回くらい聞かされている。

オオホリジージ、たぶん、78歳くらい。

さてさて、僕らが行く道です。
今日も元気に畑仕事をしています。元気です。
すごいなぁと、いつも思ってます。


狩猟免許、持ってます。来月で期限が切れますけどね。更新するかは迷い中。

2019-08-21 08:01:26 | Weblog


みんな知ってるかな?

何を?ってね。

落花生の効果効能だよ。

落花生ってすごいんだよ。

毎日食べないと。

何にいいって?

うーんとねぇ・・・うーんとねぇ・・・

ちょっと忘れちゃった。

でも、すごくらいいって書いてあった。どこかに。

そんなわけでね、落花生を大量に育てているというわけなのです。

だって、買うと高いから。国産なんて目が飛び出るくらい高いから。国産の有機栽培なんて目が飛び出て・・・まぁいいや。

とにかくたくさん種を蒔いた。種と言っても落花生を蒔いた。食用の落花生をね。種として売っている落花生は高いから。

一年分食べられるように、すごくたくさん蒔いた。
スクスクと育つ落花生。時期をずらして蒔いたから、育ちの早いものはもう花も咲き終わり、土の中に実がなっているはず。でも、まだまだ収穫には早い。

早く秋にならないかなぁ。なーんてね。

今、畑にいるんだけどさ、なんかおかしいと思ったんだよ。「あれぇ?おかしいなぁ?」ってね。

なんか落花生の畝の様子がおかしいなぁ。ってね。
茂った落花生の葉っぱの畝にポコポコと沈んだ箇所がある。

枯れたのかな?そんなことはない。落花生なんてそうそう枯れない。

見てみた。

「食われてんじゃーん!」

畝のところどころ、あっちこっち、あっちもこっちもそっちもどっちも、食われてんじゃーん!

まだ実に成り立ての落花生が掘り起こされて食べられてる。食べられていたり食べられていなかったり。

鳥じゃない。動物じゃん。動物となると・・・厄介だ。

まだ早いんだよ。バカ。

まだ早いから、被害は少ないとみた。
でもつまり、これからもやられるということだ。これからの方がやられるということだ。

アライグマか、ハクビシンか。イノシシではなさそうだ。よくわかんないけど。

対策を練らなければ。

今年は、トウモロコシを100本植えて、96本くらいアライグマに食われてしまった。4本しか食べられなかった。

トウモロコシなんて、いい。トウモロコシなんてのは刹那的な食い物じゃないか。美味しいけど。
落花生は、一年間食べ続けるつもりで育てているんだ。なぜならば、身体にいいから。何にいいって?うーん、それはちょっと忘れちゃった。

さぁ、対策を練るんだ。考えるんだ、しんぐくん。お金をかけずに出来ることを。

あぁ、またやることが増えちゃったなぁ。

ちょっと眠たい。

眠いから・・・何もしたくないよ、おれ。

帰れよ!ってね。

いやだね、帰らない。緑豆、蒔くんだから。

まだまだ満身ではない。

2019-08-21 07:39:40 | Weblog


火傷の傷もだいぶ癒えて・・・でもまだ皮がヘニャヘニャしてる。そりゃあね。このままヘニャヘニャ、ずっとヘニャヘニャだったら嫌だなぁ。

そろそろ歩きたい。
歩いたら皮が破れるかなぁ?と、まだ歩けない。

最近怪我が多い。肋骨二本にヒビがはいって。からの、100度のお湯を足の甲に被る。からの・・・二、三日前から腰が痛い。うそ。痛くはない。痛くなりそうな気配がする。こういう時は、非常にまずい。
僕くらいの腰痛マニアになるとね、わかるんですよ。これはただ事じゃないことになりそうだ。とね。嫌だなぁ。

そして、昨日ね。来ましたよ。
やはり、腰痛マニアの勘は当たる。

骨盤と腰を繋ぐ骨の辺りが痛み始めて、やばっ!と思ったら、骨盤と両脚の付け根も痛み始めて・・・ほぼほば歩けなくなった。ははは。うそ。歩ける。歩けないことはない。両脚ビッコみたいになら歩ける。片脚では立てない。腰も曲げられない。不自由です。

それでも、なんやかんやとやることは多くてね。頑張ってます。このくらいでは、満身創痍なんて言葉は使えません。こんな状態でも、出来ることは山ほどある。

で、真夜中。2時半くらいかな。
僕は考えるのです。
腰と骨盤。骨盤と脚。つまり・・・悪いのは骨盤だな。とね。骨盤の位置かな?

骨盤の位置を直すにはどつしたらいいんだ?

歩けばいいんじゃないか?

大概のことは、歩けば直るだろ?

火傷の傷には眼をつぶることにして、薬を塗ったガーゼの上から靴下を履いて、久しぶりにウォーキングシューズを履いたりしちゃって。いざ、真夜中の街へ。

本格的に痛いのだけれど、ちゃんと歩かなければ直らない。意味がない。姿勢良く、勢い良く。

痛いのを我慢して歩いていると、次第に痛みが消えていく。ちゃんと歩けるようになって来る。さすがアルキニスト。
あまり無理してもなんなので、4キロくらい歩いてみた。最後の方は、ほとんど痛みはなくなった。骨盤の位置が戻ったのか?どうなんだ?

調子に乗って、キッチンで、塩キノコや、チキンレバーペーストや、トマトカレーを作ったりしていた。

すげぇ、痛いの。実は全然直ってない。ははは。

光明が見えたか?と聞かれれば、全然見えてないと答える。

まいったなぁ。痛い痛いブログになっちゃうなぁ。

そして、朝になって、明るくなって、畑へやって来た。

たぶん、寝ろっつぅことなんだと思う。寝て治せってことなんだと思ったりもする。

まあね、そんな考え方もある。

でも、寝ない。

両脚ビッコくんで畑へ繰り出して来て、何が出来るってもんでもない。

三日くらい前に蒔いた緑豆の芽が出ているはずだなぁ・・・と、畝をチェックしていたら、芽が出ていない。
まだかな?おかしいな?と思っていたら・・・

「ハトが食べてんじゃーん!」となった。

マメ科の芽は、芽が出た瞬間にハト頭を食べられてしまう。

ハトやカラス除けに不織布というものを掛けておくのが定番なのだけど、掛けるのを忘れた。

自分が悪い。がっびーん。ということになる。

まぁ、そんな感じの朝なんですけどね。

給食、どうすんの?

2019-08-18 01:45:48 | Weblog


今日は長靴を履いてみた。
火傷の傷に薬をたっぷり塗って、ガーゼを被せて、慎重に靴下を履いて、長靴へイン!

行けそうだ。ということで、畑へ。
37度の炎天下、畑へ。
馬鹿がすることだな。

2号畑、台風被害、無し。

草がボーボー。

ゲンナリしてしまう。

毎日のように草刈りや草むしりをしてたのに、一発雨が降って、カンカーンと日が照ると、草がドッカーン!とね。

農業って、大変ですよね?とたまに聞かれる。

僕は農業なんぞはやっていないので、答に困る。僕のは、趣味の家庭菜園的なやつなので、答に困る。がしかし、僕の食はこの菜園でほばほぼ成り立っているわけだから、農業ではないが、生業ではある。

種を蒔いて待っていれば芽が出て育って実がなっちゃうんだから、大変ってこともないですよ。

なんぞと軽口を叩いたりするし、実際そうなのだが・・・

ボーボーに生えまくった雑草を見ると・・・農業って大変。。。と思ったりする。こともある。

往往にして、年配の方々の畑は茶色い。土の色が見える。畝間の通路などは、雑草をこまめに刈っているので茶色い。

有機農法の畑は緑色。虫の住処の草を残しているから、畝間の通路はほぼほぼ緑色。土は見えない。

ちなみに、僕の畑は緑色。雑草がボーボー。

僕の2号畑の隣の畑。電気の設備屋をいんたいした夫婦が管理している。四年くらい前か、僕が畑を借り始めた同じ頃、畑を始めた。

この夫婦がとにかく金持ちで。井戸を掘って、ポンプで汲み上げる装置はあるわ。ブドウ畑を作って、単管パイプを100本くらい使ってブドウ棚を作って、その棚を全て鳥避けの網で囲うわ。イノシシ除けの電気柵を畑の周囲全部に設置するわ。ユンボを持ち込んで、土は盛るわ。ダンプを買ってきて、土は盛るわ。
500万円くらいは使ってる。ははは。すごい趣味だ。

ちなみに、隣の畑の土は、茶色い。こまめにこまめに草を刈ってる。なぜそんなに茶色くするんだ?と思うくらい茶色い。

その後夫婦、去年辺りから、家庭菜園を卒業して、農家登録をした。農家登録をすると何が変わるか?出荷出来るのである。
今年から、ブドウや野菜を地域の直売所で販売しているらしい。

旦那さんは寡黙な人だが、奥さんはおしゃべりなので、時々話す。

奥さんが言っていた。

「東秩父の小学校の給食に野菜を出してくれって頼まれてね。ほら、この里芋が出来たら給食に届けるんよ」

へぇ、すごいですねぇ。やり甲斐がありますねぇ。と僕は言ったりして。

そんな会話を交わしながら、奥さんは、小脇に抱えたバケツから白いツブツブを里芋の根元にドバッドバッと撒いている。

化成肥料・・・ね。

つい最近もここに書いたが、化成肥料は、決して身体に良いものではないんだな。

化学肥料を過剰に与え、作物の中で消費しきれない窒素分は、「硝酸態窒素」という形で残留する。この硝酸態窒素は肉などのタンパク質と食べ合わせた場合、ニトロソアミンという発ガン物質を生成することがわかっている。

とかなんとか言っている学者さんもいたりする。

硝酸態窒素たっぷりの野菜ほど虫が好む。人類は近代化農業の名のもとに化学肥料を多用して、人間に害があって害虫が好む野菜を大量につくり、そして虫がいるからといっては毒のある農薬をたくさんまくという矛盾を重ねてきた。

とかなんとか言っている、心ある人もいたりする。

ちなみに、隣の畑のご夫婦は、幼猫を虫に食べられたら困るので、コオロギコロリという名の農薬を撒いている。のを見たことがある。

ちなみに、1号畑の隣の畑のオオホリジージは、土の中の虫を全部殺す薬を撒いている。怖すぎるだろ?なぜそんなことをする?

それはいいとして、東秩父の小学校の給食の話。
発ガン性があるとか・・・農薬たっぷりだとか・・・そんなことを知ってから知らずか、子供たちは給食を食べる。喜んで食べる。残しちゃダメだと叱られながら、嫌いな野菜も食べねばならぬ。

化成肥料が危険なのか危険じゃないのか、野菜に硝酸態窒素が残留しているのかしていないのか、残留農薬があるのかないのか、その農薬が人子供の身体に悪い影響を与えるのか与えないのか・・・本当のことなど誰もしらない。だから、この世界では、今のところ、それは「良し」とされている、
ヨーロッパ諸国では使用禁止の農薬も肥料も、我が国の農林水産省が「良し」のお墨付きを与えているので、それは「良し」なのである。

原発事故が起きた時、枝野が放射能の数値について言っていたことばが脳裏をよぎる。

「直ちに人体や健康に影響を及ぼす数値ではない」

そう、直ちには影響なんぞ出ない。それは真実である。

さて、今日の僕は・・・
大豆の主枝の芽を摘んで、500本くらい。
小豆の畝に倒伏防止の紐を張って。
もう一本の小豆の畝の草をむしって土寄せをして。
台湾で買ってきた食用の緑豆を100倍に増やそうと思い、空いている畝に緑豆を蒔いて。
落花生の畝の草むしりをしていたら、真っ暗になった。
長靴を脱いだ。痛くなかった。足、治った。

豊かさってのはなんだろうなぁ?
この国は、豊かなのかなぁ?
豊かってはどういう意味なのかなぁ?
この国は、豊かなんですかねぇ?

誰か、分かる人、いますかねぇ?

お天道様がビタミンDを作ってくれる。

2019-08-16 16:41:54 | Weblog


お盆ですね。送り盆ですね。

嵐山辺りは、田舎の風習がすごく残っていまして、みんなそらぞれのお墓へ笹の葉がついた竹を持って歩いていたりします。いい風景です。この日ばかりは、生意気盛りの子供達も一緒に家族揃って。田んぼの緑。空にはトンボ。いい風景です。

三日ぶり?四日ぶりの畑です。久しぶりに外へ出ました。
強烈な日差しの中、「やっぱり外は気持ちいいなぁ」と呟いたりしながら。
いやしかし、すごい暑さだ。滝のように汗が出る。でも、やっぱり外がいい。

長靴はまだ履けない。だから、クロックス。火傷の傷に化膿止めの薬を塗って、ガーゼを当てて、その上からバンダナを巻いて。クロックス。水ぶくれが潰れるのは仕方がない。だって、完治まであと十日くらいは要しそうだから。さすがにそんなには待てない。

畑の台風被害。
キュウリの棚が壊された。半壊。すぐに直った。直ってはいないけど、まぁ、立て直した。

あとはちょこちょこ。ナスやピーマンやパプリカの支柱を直したり。

今年はズッキーニが豊作だったのに・・・根元から折れていた。子供ズッキーニが10本くらい付いたまま、根元から・・・。悲しい。

台風とはいえ、久しぶりの雨。そして晴天。トマトが300個くらい真っ赤っかになっている。収穫せねば。なかなか忙しい。

大火傷の原因になったドライベジタブル。つまり、干し野菜。

この三日間の雨。雨がかからないように軒下にぶら下げておいた。
今朝見たら、全部カビが生えていた。超ウルトラショック。なんのために火傷をしたんだ?
全部捨てた。超ウルトラスーパーショック。
超ウルトラスーパースペシャル火傷損。

まぁ、人生なんて、そんなものだ。そんなものなんだよ。

なんか、みんな、シシトウ、好きだよねぇ。いや、知らないけど。シシトウ、みんな好きらしいよ。
たぶん、たまにしか食べないからだと思うけど。
シシトウが鈴生りになっていてさ。さっき、200個くらい収穫した。200個は食べられない。200個は干せない。干しても食べない。でも、収穫はする。収穫しないと次が成らないから。

外は楽しい。太陽の下にいると幸せな気分になる。僕は、お天道様と仲良しだ。たぶん、そこそこに仲良しだ。

最近の僕の幸せの理由は、そんなところにもあるのかもしれない。

さて、トマトの収穫をするかな?
それとも、秋茄子の苗を植える畝の準備をするかな?
何しろとても忙しい。

もう一つの畑。今日は行けるかな?行けないかな?


みんなで。ぴゃんに。会いに。行かなきゃ。

2019-08-16 00:41:43 | Weblog


みほも、ひろしも、まこも、まさしも、エムケイも、ヨッシーも、きょっつも、ぎょいにーも・・・みーんなぴゃんの世話になった。

ちなみに、ぴゃんは死んでいない。まだ。

ある時、ぴゃんの家で打ち上げをやって酒を飲んだ未成年が、家へ帰って、ママにこう言ったらしい。
「ぴゃんの家で酒を飲んだ」

普通言わないんだよ。そういうことは。馬鹿にもほどがあるって話。

そのママってのは、息子がバンドをやってるってことが気に入らない。息子がバンドをやってるのはぴゃんという悪人のせいだと思う思っているような強烈なママンでね。

たーいへんなことになった。
まずは警察だったかな?
それから、議員に働きかけて、新聞社を動かしたね。
公務員のぴゃんが自宅で未成年に酒を飲ませたっていう記事が地方版に載りまして。
そこまでやるかママン?

町中が大騒ぎ。

ぴゃんをずっと擁護してきた教育長がクビになったり。

その後のぴゃん。事件後のぴゃん。
公民館で働くための社会教育主事という資格を持っているぴゃんは、本来公民館でしか働かなくていいのだが、ここはペナルティである。反ぴゃん派の働きかけもある。反教育長派とかなんとか派閥争いもあったのだろう。

びゃんは収税課という部署に回されてしまった。税金を滞納している人たちの家を回って、税金を取り立てる役回りである。

そして、その後、ぴゃんは腰に腫瘍が出来て、脚が痺れてまともに動けなくなった。

もうぴゃんも死んじゃうなぁ。死んじゃう前に会いに行かないとなぁと、いつもエムケイと話していた。
それから十年以上経ったと想う。

ねぇ・・・ぴゃん、全然死なないじゃん!

去年、久しぶりにぴゃんから連絡があった。
定年より五年早く仕事を辞めたと言う。だいぶ調子が悪いそうだ。
月の半分を実家のある石川の海辺に家を借りて過ごしているらしい。
残りの月の半分は、こちらで、人権問題やら政治活動やら精力的に動いているらしい。

ぴゃん、全然死なないなぁ。

で、宮崎さんである。やっと宮崎さんである。

僕らは実際、宮崎さんにも世話になった。宮崎さんも公民館の職員だった人である。バンド活動を応援してくれていた。
と思っていた。僕はずっとそう思っていた。

が、実際は全然違っていたらしく・・・。実は、本人は公民館なんぞでは働きたくなんかなく、バンド活動を支えたくもなく、一刻も早く市庁舎へ帰りたく、公民館活動命のぴゃんのことが死ぬほど嫌いであり・・・。

人間の、そういう裏表を目の当たりにした時の、若き日の僕の衝撃は言葉に出来ないほどのものである。
なんで?なんでなの?じゃあ、なんで応援してる風を?イミフー。

もちろん、事件に際してのぴゃん攻撃の急先鋒に立ったのも宮崎さんだったとか・・・そこらへんはよく知らないのだけれどね。

最後に宮崎さんに会った時に、宮崎さんはこう言っていた。

「あいつのせいで、また公民館に戻されちまった」

あいつとは、ぴゃんのことである。

二年ほど市庁舎へ戻っていた宮崎さんなのだが、ぴゃんが市庁舎へ戻された代わりに、空いた席に宮崎さんが座るという・・・座りたくないのに・・・という。

僕は、なんとなく、こう思っている。
ぴゃんの運命を変えたのは、宮崎さんなんじゃないかって。あと、イワシ。イワシってのは、ママンの息子。ママンに告げ口したイワシ。イワシっての苗字だから、ママンの名前もイワシ。イワシ一家。ブルーハーツが好きだったイワシ。ヒロトに謝ってほしい。まぁ、それはいい。

冒頭で「ロクな死に方をしない」という件を書いたが、それを宮崎さんに対しては思わない。たぶん。思ったことはない。たぶん。

きっとぴゃんも思わない。思っていたら見舞いには行かない。
でも、結局、冒頭の二人の会話が示すように、「複雑」な想いなのである。

意識混濁で何も話せなかったそうだが、ぴゃんと宮崎さんとが何かしらの会話を交わせていたとしたら・・・また違ったのかもしれないなぁ・・・と思ったりする。複雑が単純に変わったのかもしれないなぁ。とか。

宮崎さん、まだ五十半ばだそうだ。まだ若い。人は若くても死ぬ。若かろうが年寄りだろうが、死ぬときは死ぬ。

さぁ、僕らは生きよう。この命ある限り。死ぬまで生きようじゃないか。

さっき、電話でエムケイと話した。

「ぴゃんが死ぬ前に会いに行かないとね」

そして、僕は想う。

ぴゃん、全然死なないじゃーん!

おわり。