宇宙みたいな景色

昨日、再び左足に激痛が走った。もう完治！と信じ、痛み止めの湿布も貼らずに街をトコトコと歩いている時のことである。
なんなんでしょう？スキップ出来るほどに回復していたのに・・・。そんなわけで、また湿布。まぁ春までに治ればいいけど。

海外へ出掛けた時なんかは、昼も夜も問わず、一日10キロなんて目じゃない距離を歩く。限られた時間の中で、出来るだけ多くのものを目にしたい。雰囲気を感じたい。その国の人の息づかいを感じたい。そんな想いで歩を進め続けると、ホテルに戻る頃には足が動かなくなってる。宿を探す時なんかは、重い荷物を背負いながら数時間も歩く時がある。夏のスペインなんかだと、日中は40℃を優に超える。死人が出るほどに暑い暑い熱い。ブーツの踵が磨り減っていくのが分かる気さえする。宿を見つけたら、部屋に荷物を置いてまた歩く。

今年もまた何処かへ行きたいと願うが、状況が許してくれるかどうか・・・。友人は昨年暮れからカトマンズへ出掛けて、ホネをお土産に拾って来てくれたらしい。話では、３週間山を登り続けたらしい（まだ詳しいことは聞いてない）。「宇宙みたいな景色の中を歩くのは不思議な気分だった」と、メールをくれた。「宇宙みたいな景色」ってどんなだろう。

足が治ったら、登山の練習をしよう。宇宙みたいな景色・・・てのを、いつか見てみたい。