ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

老いぼれ猫のひげが夜空に届いた昔

2007-02-17 07:19:03 | Weblog
最近はニューシングルのレコーディングをやってます。毎日コツコツとやってるわけですが、意外に時間がかかってしまうもので・・・ふと違う事をしたくなったりするのです。
一昨日の夜に昭和君の日記に書いてあった詩にインスパイアされて、急遽新曲作っちゃいました。昨日の朝にレコーディングもしちゃいました。作詞は昭和君と初共作ってことですね。で、ただ作っちゃったってのもなんなんで、超限定で発売しちゃいます(v)。限定CD第15弾「老いぼれ猫のひげが夜空に届いた昔」500円。
レア作品大好き!って人、淡々としっとりと・・・かなり貴重な代物ですぜ(笑)。


「老いぼれ猫のひげが夜空に届いた昔」(作詞:昭和&しんぐ 作曲しんぐ)

人が草木と話せた昔 嘘も本当もなかった昔

今は走らぬ老いぼれ猫のひげが夜空に届いた昔

生きてる人が死んでた昔 死んでる人こそ生きてた昔

時の川にも竿さして春にも凍えていた昔


今は乾いた傷口にまだ痛みが残っていた昔


オレンジ色の月を見てた昔 街に雪が降り積もった昔

流れ落ちる涙そのままに走り抜けた昔 老いぼれ猫のひげが夜空に届いていた昔

秘密の基地と怒りんぼ君とひな菊の花が咲いてる丘で

時の河に星の光埋めて待ちぼうけ幼き日々の話


今は乾いた傷口にまだ痛みが残っていた昔


人が草木と話せた昔 嘘も本当もなかった昔